シルバー人材センター総会
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養父市シルバー人材センターの総会に出席しました。週末は朝来シルバーの総会にも行きます。
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養父市シルバー人材センター30年度の概要・実績です。
- 会員数:452名(男性251名 女性201名)
- 請負事業:2.17億円
- 派遣事業:3400万円
- 会員配分賃金:2億500万円
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植木選定912、運転2633、草刈1168、襖障子93、福祉1144(万円)
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経営体としては2.6億円を売り上げ、労働分配率約80%の労働集約型ですが、452名登録の会員さんが一人でも多く、仕事をこなしてくれて依頼者である市民に喜んでもらうことが本業です。そのためワークシェアリングや、フレックスタイム制は実質的に早くから導入されていたのですね。
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定年延長や年金支給年の延長ほか、元気な高齢者が増え、70歳では普通に働きたい・働ける人が多い、しかも労働力不足は特定業種で深刻です。そんな中シルバー人材センターの会員登録は大きな影響を受け始めました。
いよいよAIやロボットにはできない、未だ数値化されていないサービス・や商品企画をシルバー人材センターが切り開くことが出来るかもしれませんね。
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稲作など農業は年に1回しか収穫できません。剪定や危険木などの林業は30年~50年の周期で考えねばなりません。子育てに至っては子供1回、良くて孫1回が経験できるかもしれない。様々な情報を整理して体系立てて考え実行すると言えども独特の感覚や知恵・工夫は経験がモノを言います。熟練者が圧倒的に優位で、しかも個人差も大きいと思われます。
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無農薬で天日干しの棚田米の生産や直販、植え付けや収穫など農業体験交流、地域食材レストランの運営 孫ターンや友活、子供への昔遊び伝授 草ひき・お墓掃除、毛筆での宛名書き、かゆいところに手が届くサービスは熟年の技を活かせる仕事創造として一般のビジネスにもつながる取り組みですね。