ハチ高原冬山開き
昨夜からの雪が高原ではどれくらい積っているか? 楽しみにしながらハチ高原に向かいました。しかし市内とそんなには変わりませんでした。しかし気温はマイナス2度C、薄い圧雪も凍っています。
雪山開きの神事(安全祈願)は時間にして25分間。(降神の儀で神を迎え、昇神の儀で神が再び天に帰る) 玉串奉奠(タマグシホウテン)での祈願したことは以下3つでした。
1.北近畿豊岡自動車道・八鹿氷ノ山インターが開通した今シーズン、どれくらい入山者が増えるのか、また常連さんは交通利便性につい てどう感じるのか? 懸案の吉井バイパスは、25年度には最後の未完成合併支援道路事業となるが、県行革で新規事業凍結が決められていたが25年度以降、優先事業となるよう効果を出す必要がある。
2.養父市観光協会の体制として今年度より氷ノ山ハチ鉢観光協会が高原支部、氷ノ山八伏支部、東鉢支部の3支部に分かれ、旧4町支部である大屋支部、養父支部、八鹿支部と合計6支部と成りました。今日の神事は高原支部の設営とも言えます。独立採算で本来の観光事業体(企業体)として切磋琢磨する心意気で経済効果を高めるシーズンがスタートしたのです。
3.安全の面でも点検が必要になって来ます。観光客の緊急時には従来から山岳パトロール隊などが活躍していますし、重篤な救急医療ではドクターヘリもあります。しかしスキーに付きものの捻挫・骨折など整形外科系の対応では、豊岡ではなく、八鹿病院の機能を今以上に高めねばなりません。
ともかく何かと楽しみで重要なシーズンがスタートしました。