入学式=新しい環境へのチャレンジ
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新入生89人の皆さんは、既に6年間の小学校生活を過ごされてきましたので、学校はどういうところか、勉強はどうすれば良いかなど、学校生活に関してはひと通り、承知していることと思います。それでも経験者の私から中学校時代の過ごし方について・・・秘訣を3つ教えます。友達や先生、両親には内緒にしといてください。
1.学習のこと
小学校は、学習の初歩、基礎を学ぶ所です。担任の先生が君たち一人一人の学習習得の様子や生活態度、性格まで把握され、手を取るように教えてくださったことと思います。でも中学校に入りますと、教科ごとに先生が変わります。たくさんの先生に教えてもらえますから、苦手な先生が少し居ても何とかなります。ある意味ハズレが少なくバランスがよく教えてもらえます。中学校の勉強で、最も大切なことは分からない事や問題点は、教科担任の先生にたずねるという姿勢を持つことです。きっと喜んで教えてくださると思います。
2.体のこと
私は中学校入った時、身長は151センチ、体重は38キロ、垂直飛び50センチ、なぜ覚えているのか?入学時の身体測定で私がクラスで一番身長が高く、整列順や座席順ではいつも一番後ろでした。他のクラスより低いクラスでした。私は体が大きいのに運動ができないことは恥ずかしいと思ってしまいました、出来るように工夫していました。三年生になると身長は172センチ、体重は55キロになっていました。100Mは13秒くらい 中学時代は一気に大きくなります。大人の身長を超えると今までできなかった動きができるようになると思います。
3.友達のこと
小学校の六年間は、近所の友達はずっと同じで新しい友達が引っ越してくるとかは無かったと思います。だから誰が一番勉強出来て、誰が一番走るのが早い、グループのリーダーか? などは殆ど変わらなかったと思います。けれども中学校では、八鹿小、伊佐小、宿南小、高柳小と今まで知らなかった多くの生徒がいます。新しい多くの友達ができることで、クラスや部活など友達関係が一気に変わる、良くなる可能性が高いのです。
以上、学習・体・友達の3つの変化
~中一チャンスと呼んでいます~ そうです新入生の皆さんすべてに訪れた環境変化 今日からは中一チャンスです。
プロブレムではありません。
教育は、
学校と家庭の二人三脚と言われます。お子さんの心身の健康管理と環境づくりに、十分にご配慮いただきたいと思います。多忙でブラックな職場と言われる先生方が生徒と向き合えるようにご協力をお願いします。出来ればPTCA活動に積極参加下さい。先生方と保護者の皆さんが親密な関係にあればあるほど、生徒はおのずと双方の関係がより良い方向に向かうよう行動します。
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新入生の健やかな成長、御参会の皆様の御健勝、御多幸をご祈念申し上げ、お祝いの挨拶とさせていただきます。 本日は、誠に、おめでとうございます。