兵庫県広報官 湯川カナ氏
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本年度より兵庫県広報官に就任いただいた湯川カナ氏の講演がありました。主催は議長・対象は議員と関係者です。(政調懇話会)
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湯川氏の兵庫県での広報官という等級や勤務時間(週2回勤務)、所属部所では公務員として働いていただいているのだが、彼女の持つ実績評価は別のところにある。特殊な勤務状況ですが、影響力というのか? どこまで実行権限が及ぶのかは良い意味で定まってないと感じる。
広報について考えることは理念を文字化することを手始めに、何を伝えたいのか? 極めればそれは発信側の思惑をさらけ出すことになることを自覚せねばならない。
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以下湯川氏の見解
- 県民福祉の増進が県政の基本=生活向上、豊かさ、多様性、幸せ
- 県市町さらには小さなコミュニティー構成メンバーが自律し主体的に活動できるかどうか=仲間・誇り・認知
- 一方で多くの自治体の広報(紙・WEB)は専門用語・アリバイ作り・押しつけ・とりあえずに溢れている
- どこの誰に何を伝えたいのかが解らない
速くいきたいのなら一人で行け 遠くへ行きたいのなら皆で行け!
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生活に一生懸命で日々忙しくしている県民は、今日明日の気になることが多い、10年20年50年後の姿を考えられるのは公的機関、ここで一緒に仕事ができることはうれしい。
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外部人材のメリットデメリットを最大限活かし任期中での広報改革を実践して欲しい、きっと賛同する仲間は増えるんではないかな! 県広報が県民に分かりやすく県事業が評価され県民福祉に資することが目的、湯川カナ氏の公共事業を舞台とした実験だけが評価されることが無いよう、心してかからねばね。