兵庫県警再編計画
兵庫県警の組織再編計画議論
警察署の仕事量の差が激しい。生田・加古川署は多忙を極め定期的な勤務地移動先としては覚悟が要ると聞く。
一方小規模警察も課題を抱える。
- 夜間・休日体制の脆弱
- 署ごとに管理部門を置く非効率
- 対応件数の少なさから警察能力の練度不足
- ストーカー、DV、麻薬など特殊詐欺など専門性には課題
などがあると言われていますが、求められる事案に対応しなければなりません。
道路網の発達や生活圏域の拡大に対応しながら行政サービスの見直しは行われてきました。例えば消防本部、ごみ処理は人口減少下での設備・機材などの効率活用には大きく寄与している。警察情報の一元化と資器材の効率的な活用を考えると警察機能も現状のままで良いとはハッキリ言いにくい。
目の前の警察署の人員数は減らさないで欲しい。という気持ちはわかります。安全を低下させる改編であってはなりません。
みなみ但馬固有の課題を其々具体的に詰めてどう対応するのかが議論にならねばなりません。
~突き詰めて考えれば県民は多数の警察官が欲しいのではありません、安全安心を望んでいるのです~
- 例えば但馬ではスキー登山などの山岳救助、
- 災害時の大規模避難住宅の警邏、
- 日本海の海岸線の安全、
- 高齢者の特殊詐欺・見守り対策、
- また但馬の警察署に機能が無い検死体制、
- 防犯カメラ画像調査などは但馬に拠点が必要なのでは?
それら具体的に編成計画に踏み込み、住民に真の安全を約束し、安心を感じ納得してもらうのが手順です。それが議会や首長などリーダーの役割だと思います。人口減少や地方創生だから警察官も減らしてはならないとの主張は、人口こそがすべてと単純に考えるパワーゲームの正当性を暗に認めている訳で、そこには新たな仕組みや組織を作る工夫や創造性は無いと言わざるを得ません。
反対したことにしとく、では許されないのです。具体の議論を始めねばなりません。 何が不安なのか? どうして欲しいのか?
地域安全大会の開催時に主張される大会趣旨にも唄われているように地域安全の確保は警察と市町行政や住民とで創るんじゃなかったのかな?(笑)