兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

ひとり言

藤田孝夫

地域創生計画VS総合計画

国では地方創生と言う、地方(中山間地域)は都市と対比する田舎にではなく、当事者としての自らの立ち位置である区域を敢えて地域と呼ぶ。しかし私は今住んでいる地域より、生まれた故郷こそを地域=故郷と呼ぶ方が明解に地方<地域<故郷の構図が描きやすいと考える。 即ち生まれ故郷を捨てることなく守るのが地方創生の根本的発想である。 次に認めるべきは、自身の考える故郷とは何かを配慮した場合、生まれ故郷でなくても本人の考える心のふるさとでも良しとすることではないかと思う。

生れた場所に固執することなく幸せな人生設計を描けるならどこでも構わない。当然の考え方です、しかしそれでは東京でいいに決まってる訳で、そもそも地方創生の意味は無に帰ってしまうのです。 だから創生すべき地方(地域)とは生まれ故郷が基本です。

しかし今となっては第二の故郷も認めざるを得ません。本当に地域が欲するのは、地域で責任をもって生涯ここで暮らすという決意かもしれませんから、そんな他人(JIUターン者)もずっと田舎に住んでいる人以上(同等)に歓迎すべきです。そんな本質的なことは行政や議会の立場では言えないのが現実です。(規制改革とはガラガラポン、適材適所)

今明解にしなければならないのは、上述の地域とは何か(どこか)です。次に各市町が策定した総合計画と地方創生計画とは何が違うのかを明解にしなければなりません。決して総合計画の上乗せであってはならないのです。でも公的機関が最大公約数的視野の広い施策を部分に絞り込んで執行することは果たして可能でしょうか? 不可です。 ならば民間を中心としたNPOなどの優れた一点突破の事業企画こそを支援する方法を考えねばなりませんね。

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