兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

特集

藤田孝夫

岩田公雄氏の講演

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兵庫県市町議長会主催の研修会です。講演された岩田氏は読売テレビ報道局、特別解説委員、画像を見ればテレビで見たことがある方も多いかと思います。

<時代の風 政治経済の変化を読む>

香港の民主化デモは、天安門事件を思い起こさせる、国を守る軍隊が国民に発砲したことは統治国家とは何かを考えさせられた。今回もこのような事態にならないことを祈る。天安門事件から今年で25年、当時の中国GDPはアメリカの10分のⅠ、日本の7分の1だったが今や日本を抜いて世界第2位を誇る。日中両国は米ドル債券を買い支える経済的関係は深い(日本の米ドル債券保有高は128兆円超、中国は150兆円、中国保有債権は短期物が多い) (即ちアメリカにとって中国は日本と同じく経済的に無視できない存在であり、二者択一的判断を迫られる状況を避けたいのが本音だろう) 例えば領海問題で日中が衝突した時、日米同盟では米軍は日本を助けることになってはいる。しかし無条件で中国軍に攻撃を加えることができるか? 戦争の原因が日中間のどちらに非があるかの判断をしないまま(国際評価として明解にならないまま)(アメリカ軍の命を張ることを米国議会や米国民は理解するのか?  防衛、救済などかなり限定された軍事行動に限られることは容易に想像しておかなければならない)

・民主時代の円相場は82円 日経平均株価は8千円 ・アベノミクスでは108円、株価は1万6千円

今3番目の矢の成非が問われている、経済の急激な発展を遂げた韓国では、サムスンは韓国GDPの25%を占めている。日本の経済は東京以外の地方が担うということは、グローバルな従来価値観以外 地域のオリジナルが世に出ることでもある。2012年ブラジルで行われた会合で豊かさ指標に関する議論があったが、その指標とは、環境(水や地質)人口、資源、学力、技術、文化など多岐にわたる。一番豊かな国はアメリカだったが、二位は日本、そして国民一人当たりでは日本が一番豊かだとの結論が出た。

明治維新後、(10年で武士がいなくなり西南戦争終了)20年で富国強兵政策により欧州列強と肩を並べる。戦後は1945年終戦、その19年後1964年東京オリンピックで再び経済国家になる。今回は地域創生(地方の日本らしさが成長の原動力)で東京の担う力を分散することによりさらに成長できる事を期待している。

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