創造的監査
本年度私は監査委員を仰せつかっています。議会三役と言われながらも今まで全く日の目を見ることなく影の存在監査委員。地方自治体の内部、つまり同僚が同僚を監視講評する監査委員会、(外部の有識者(藤川氏)も加わっています)その存在意義を少し触れてみます。
とはいっても、監査委員の守秘義務があるので個別具体の案件を例えに出すことは許されません。神戸県民センター、阪神南県民センターの監査からスタートして感じたことは、山本亮三監査委員長の言葉尻に少し見て取れるような気がします。鋭いけれど誠実謙虚、言葉に心遣いがあるのです。
内輪の監査員設置を規定しているのは地方自治法、その意義を開設した条文規定には少し驚くが監査の特権ではなく、定期的に監査を行うことで監査先に与える緊張感や規範意識など心理的影響の重要性も書かれています。 つまり監査に求められるのは特権なき監査委員がそうはいっても一目置かざる得ない言動で『県政をけん制』すること(内部浄化能力)が求められているのです。 これって結構プレッシーですよね! 特権無きとは言っても監査内容は文書化して公開されます。
でもね正しく厳しく追及するのは何のためか、それは同じ志(兵庫の発展)を持つ仲間が潔く正しく業務を遂行して欲しいという仲間意識、(愛情)があるからに他なりません。
その意味では住民監査請求(政務活動費の使途の正当性議論)にも同様に志は何かが問われています。
税金の無駄使いは当然許されませんが、生産性なき議論を永遠に続けることに税金を費やすことも許されるはずはなく、その無意味さ(失っていることの認識)にそろそろ気づいても良いのではないか! マスコミは解っていても言及しないが・・・・