教会・クラブ・オーケストラ
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朝来市 少年少女オーケストラの32期生の入団式が行われました。ふるさと創生基金を活用して作られたオーケストラ、少年少女と名は付くが大人になっても演奏参加したり後輩の指導にあたったりと音楽繋がりは続いている。
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今年の入団者は糸井小2名・枚田小2名・八鹿小1名・広谷小1名、まずは小さなバイオリンが市から貸与され練習は週2回。
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今年は阪神淡路から25年、震災の復興は住まいや食事、仕事が再開するなど個人の生活再建から始まります。しかしそこに芸術文化が加わり更に元気を醸成・あるいは共有できます。兵庫芸術文化センター 2005年(平成17年)10月に開館いたしました。センターと共に創設された兵庫芸術文化センター管弦楽団は、世界各国でオーディションを実施し芸術監督は佐渡裕氏。
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毎年600公演を実施し、約50万人の方々にご来館いただいております。アウトリーチ活動も活発で出向いて演奏したり指導なども活発です。
中一対象のわくわくオーケストラ、2月県議会来週18日開会ですが、開会前午前10時 芸文センター管弦楽団の演奏会を議場で行います。(無料ですが、傍聴席は200席)
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日本では東京一極集中、地方でも都市に人口が集中し但馬のような多自然地域は街がなくなっていくのではないかと大きな問題となっています。
しかし小さな集落が多く残るヨーロッパなどでは、どの町にも共通してあるのもが3つか4つあると言われています。
1.教会 2.スポーツクラブ 3.オーケストラ 4.地ビール・ワイン醸造所
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勉強して知識教養を付けることも大事ですが、地域を知り、他との違いに気づき、そのことに誇りを持つことはもっと大切です。
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管弦楽団での活動は故郷と深く結びついています。うれしい時、楽しい時、みんなでお祝いする時、必ず朝来少年少女オーケストラが演奏し、みんなで朝来市の唄を歌うのです。 どこで暮らしていてもどんな立派な人になっても、皆さんのふるさとが朝来市であることは変えようがありませんから。
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多くの市民や関係者に愛され、まちの賑わいの原動力となる少年少女オーケス トラ、人々の交流と創造の輪が広く広がっていくことを願っています。