新卒ニート3万人!
3万人って養父市の人口より多い、全国の話でしょとはならないのです。
一昨日は養父市PTCA実践活動発表会・研修会、その前の日は但馬高校生夢会議、若者繋がりで総合診療夏期セミナーに参加しました。これらいずれ就業しなければならない若者やその保護者や先生の発言を聞いて少し感じるところがあった。
私たちは自由主義経済下で生活しています。俗な言い方で食べていける方法、あるいは儲けることへの執念が希薄になっている。お金を稼ぐことと=社会貢献することは果たしてどんなふうに教わってきたのだろうか?
アメリカのように投資や資金運用方法を学校で教えろとは言わない。しかし働いてその対価を報酬として得る継続性とは、何らかの形でそれを必要とする人達に評価されている事であり、様々な労働の連鎖のピラミッドこそがGDPです。その基本概念は幼少期から教えねばならない。加えて今日本で課題となってる所得格差、年功序列賃金制度の崩壊などについて正しい認識が必要で、その基本知識の上に日本型の労働報酬制度を模索する必要を感じます。
もちろん協調性や道徳観、倫理観は優れた日本人の特性ですが、それらを捨て去ること無く自由主義経済下で生きるという事、競争社会と揶揄されそうだが、現代では競争と協調(連携)は全くの反意語では無くなっている。
では等しく学びの機会を提供する公教育で可能か? ここは親の出番でしょう!
私の次男はある目的のための資金調達のため心斎橋のゴミ回収のアルバイトを午前4時より10時まで、昼は自分への投資、夜はレストラン(まかない付き)年度末は引越し業、 職業に貴賎なし