日本遺産 高校生フォーラム
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日本遺産「播但貫く、銀の馬車道・鉱石の道」高校生フォーラムが開催されました。丁度先月末、自民党県議団内に日本遺産の会という議員連盟が発足し、私は副会長に就任したということもあって、少し意識が高い時期でもありました。
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参加高校生は地元、県立生野高校、神崎高校、姫路南高校、福崎高校姫路市立飾磨高校、私立市川高校の混合4チームを結成、それぞれ高校生の考える産業遺産(銀の馬車道鉱石の道関連)の活用案がプレゼンされました。インスタグラムなどSNSの活用や、婚活イベント、バーチャルな歴史画像、仮想旅行などが示されました。
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ゲスト参加は愛媛県立新居浜南高校ユネスコ部の発表でした。なんとここだけ発表時間15分、しかし納得のプレゼンでした。新居浜市も全国屈指の別子銅山が日本遺産登録されています。またユネスコ指定のクラブ活動は市教委のバックアップを得て地域資源の歴史を学ぶよう市民参加を促す先導隊として活動しているのです。
- 高校生中学生小学生は必ず別子銅山を訪れている
- どうしたら多くの人に知ってもらえるか考えている
- 部員自らプレゼン力を磨ている
- 高校生による子供食堂の運営(ゲーム、アトラクション付き)
- 部活動の各行動をSDGs目標のどれに該当するのか理解している
- その他 関連事業への参画 と参加
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高校生曰く、シビックプライドの育成が不可欠、それには伝える→学び感動→次の発信者になる→学びの絆→伝える と循環することが必要。
そうなんです、歴史的遺産は過去のものでは決してありません。過去からの継続的な利活用があるから維持され次世代に引き継ぐべきものになります。即ち私たちが今、行動せねば絶えていくのです。
またふるさとへの誇り、地域を愛する心とは、人から与えられるものではないのですね。自ら活動して芽生えさせるべきものでしょうね。
■新居浜市に行ってみたくなりました。