東京 築地市場 ★★★
築地か豊洲か?
政治的な判断基準が適正だったのか?移転経過ごとの確認作業は果たしてなされていたのか?責任者はだれか?そんなこと以前に、日本中から一流の海産物が集まり、日本中に散らばっていく、物流におけるトランスファー・スイッチングセンターでもある築地ブランドとはどのようなところか興味がありました。
まずは画像をどうぞ!
平日、天候は雨だったが観光客らしき外国人は多い。
築地市場は、面積約23ha
7の
卸売業者と約1000(うち水産約820)の
仲卸業者によって
せりが行われる。
2005年の取扱数量は、全品目合計で約916,866トン(一日当たり水産物2,167トン、青果1,170トン)、金額にして約5657億円(一日当たり水産物1,768百万円、青果320百万円)
現在築地市場で取り扱う品目は
水産物(取扱量日本最大)のほか、
青果(
野菜・
果物、東京では
大田市場に次ぐ第二位)・鳥卵(
鶏肉および
鶏卵)・
漬物・各種加工品(
豆腐・
もやし・
冷凍食品等)がある。
ウィキペディア – Wikipedia
ここまでは市場周辺施設、セリが終わり、仲買の商いが一段落する午前10時にならないと市場内には一般客は入れない。
仲買の店舗とトラック積み込みスペースの間にあるアーケード。ここでもやたら電気の運搬車が走り回る、
豊洲への移転賛成の 寄付一覧
市場に隣接する店舗が並ぶ、この通りに移転後を想定したテナントビルが用意されている。
此処は市場周辺施設、なんでもネットで有名な飲食店が2.3店あるらしく朝から行列。値段も普通にぎりセットで2000円超! 撮り忘れましたが市場で働く人が行く場内の店で「あたま定食」をいただきました。
仲卸の店舗、それにしても店の前への張り出しが半端ではない。横はだめだが前はOK?
店舗は背中合わせ、ここは店舗のバックヤード、いわゆる商品 補充通路
二階は資材置き場、発泡スチロールの山です。
大雑把に 一巡して再び円形のアーケード
これぞアジアの活気(適度な生臭さが旨みを連想させる、ぎりぎりのところ?)
築地ブランドと言われるが、ベンゼン濃度、有害鳥獣(カラス、ネズミ、鳩他)対策は必修で急を要する。床はコンクリートがでこぼこに打たれているが、平ではないから排水は万全ではない。それでもあまり嫌な臭いがしないのは、徹底した日本人独特の清潔感や魚屋の職人気質によるものだろう。海外の魚市場では在り得ない清涼感がある(従事者の機敏な動きも手伝って)
しかし、設備的にはオリンピックがあっても無くても限界だろう。事故(地震による倒壊、保険生成上の事故など)が起こる確率を下げ、更に入荷とセリ、仲買から小売り、更には大量消費の水(氷)と食品包材(発泡スチロール)の回収、リサイクルなどトータルなモノの導線を最適管理できる設計こそが至急求められる。
次世代豊洲ブランドへの引継ぎはそれら本質的な品質・安全の必要性から始まったのだが・・・・・・・