歯と体の健康
8020ミーティング但馬圏域(但馬の歯科医師さんと県会議員)がありました。8020とは80歳で20本の自前の歯を残そうという意味です。年金医療介護などの社会保障制度は定期的に見直すことが大切ですが、給付サービスの向上・支え手の不足により将来も安定したサービスが受けられるかに関心が集まっています。当然、健康であることが個人的に大切なのは当たり前として社会的にも重要となってきました。 そこで予防的な対策を先取りする必要があります。 健康と歯の関係、県や市町の健康施策に関する興味深いデータが今会議で出されました。
・1歳6カ月児 歯科健康診査の実施状況では但馬96.7% 全県96.3% 有病者は但馬1.6% 全県1.4%
・3歳児 歯科健康診査の実施状況では但馬96.2% 全県95.1% 有病者は但馬19.6% 全県16.%
・県内歯周疾患健診・自己負担額一覧表では、普通町ぐるみ健診を5年とか10年単位で対象市民に案内するのですが、豊岡市は膈年実施と回数が際立って多いこと。
・費用負担では国の定める1300円を徴収する自治体もあるが、無料のところも11団体ある。
・国民1人当たりの総医療費は約81000円、内歯科部分は16500円(内歯周疾患費用12600円)(デンソー健保より)
・歯周疾患者1人に掛かる総医療費は152000円、歯周疾患の無い人は130000円(デンソー健保より)
・8020達成者の医療費は平均の1/5であった (豊岡市の歯科医師談)
歯は大切!
健診の中に確実に歯の項目を入れねばなりませんね!
人の健康維持と制度の健康維持のためにも!