田舎の交通を考えるⅠ
▲ウォールストリートジャーナル日本HP より
昨日、いつものようにある業界団体との意見交換会が開催されました。
県の事業の意義や入札制度について要望や議論があったのです。その時代表役員から、「上田副議長就任パーティーで、初めて養父の八鹿駅に行ったが、あそこなら規制エリア無しでドローンは飛ばし放題、様々な実験や飛行訓練ができる」
八鹿駅を降りたってもらい地域を知っていただいたことは大きいが、養父だって警察・消防署。病院などドローンの飛行がふさわしくない場所は存在する。 ドローン利用もですがテーマは人の移動です。
宍粟市がミニバンを使ったバス路線網を全域に整備するらしい。収支予想は当然赤字で,交付金などで埋めても市が年間4000万円を負担するらしい。
ライドシェアって言葉ご存じだろうか?
政府の国家戦略でも議論されれています。バスやタクシーなど公共交通手段が少ない過疎地において、一般ドライバーがマイカーを使い、客を有料で送迎するのサービスです。
養父市議会でも質疑があったようです。タクシー業界は一斉反発ですが、地方ではそもそもタクシーの台数も足りないのですから、自家用車の有効利用の波は長期的には避けられません。民間素人の参入ドライバーに対する指導や模範として一定比率をタクシーにすることで今以上のタクシー利用になることは容易に想像できます。
しかし現行法ではライドシェアは白タク行為で違反です、都市部では現状タクシーの機能は十分に消費者にとっては魅力的ですから、反発は必至でしょう。しかし中山間地では、集積による経済効率が追求できないのです。まずは中山間地で白タク特区なるものを創ってはどうだろう。
ライドシェア大手、米国シリコンバレー発のウーバー社やリフト社、グーグルも田舎に参入するかもしれない。