県産木で建てた野菜工場
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水耕栽培のレタスを戴きに行ってきました。お届けすると言われたのですが、興味があるので工場まで取りに伺い見学させていただきました。
最初はビニールハウスに代る木製の空間かと思っていたが、実物は立派な建物でした。それもそのはず降雪、風雨に耐え、栽培ユニットを守ると同時に、温度管理もする施設でした。これはもう完全な野菜工場です。
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太陽光発電パネルを設置する架台に県産木材を使ったものがあるが、今度は野菜工場の建屋と栽培ユニットを置く架台、というよりラックも県産材で出来ている。スチール棚より幅がある分だけ断熱保温パネルも取り付けやすい。どこでも釘を打てばなんでも取り付け取り外しが自由。
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3段ラック×6棚 一往復40日で無菌レタスが完成します。
発芽、育成、収穫、仕分け、梱包、箱詰めまでを生産者が行います。出荷量や品目、価格はあらかじめ契約によりオリックスや、他の業者に届けることになるそうです。施設園芸の通年均一コスト・品質の安定性を前提に、生産農業法人とマーケット、ニーズを取り次ぎマネジメントする者の三者が生まれそうです。
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さてレタスの場合、投資額と回収年、農家所得は幾らの設定なのでしょうか?
太陽光利用の簡易モデルは既にあります。
兵新ファーム