兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

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藤田孝夫

県立高校再編

生徒数減少に対応するため県立高校125校の再編計画が公表されました。内容は2025年度、2028年度で28校を13校に再編する方針です。 平成元年をピークに生徒数は現在半減、学校数は3校減、学校を統合再編するには設備増強だけでなく所在地、校名(校歌、制服)同窓会、地元市町などの理解を得る必要があり、中々大変な事業です。しかし先延ばし出来ることでもない状況です。
県教育委員会公表資料 ↓ Microsoft Word – ⟖訟蕖玺表åƒ−å (hyogo-c.ed.jp)  
統合再編計画の無い地域は淡路、但馬、西播北部です。この地域の県立高高校は皆適正規模で再編計画で狙うべき課題が無いのではありません。むしろ最も重要な課題を抱えている地域と言えます。ではなぜ再編統合計画が無いのか? 統合再編計画以外の方策が検討されるのか? ここが焦点です。   この三地域の共通点は広域学区、人口減少が著しい、小規模校が多いことなどです。此処で再編統合すれば多分1校か2校になってしまい、遠距離通学となる。高校数がへることで多様な学びの選択肢も減ることになります。また再編に伴う学校設備の増改築を行ってもその効果期限は限られることが予想できます。  
さてコロナ禍で遠隔授業、在宅授業などDX化実験を余儀なくされた近年、リモート授業実施による様々な実験データが多く出始めています。少人数学級によるキメ細かい学習指導への要望も年々高まっています。主規模校の個別指導での優位性、グループワーク(生徒間討議の活性化)を活かしつつ、小規模校で不足する多様な指導陣による遠隔学習の組み合わせなどは仕組みとして早急に整備する必要があります。
三地域を生殺しにしない政策(この際実験でも・・・)新たな取り組みを公表すべきです。 一つの学校で完結させようとすることの限界を越えねばなりません。  
例えば
  • 学区全域をトータルコントロールした教科担任制の導入
  • 遠隔授業配信校と受信校の完全分担制度の検討
  • 授業進捗を全校、学力段階で揃える
  • 寺子屋授業+生徒間討議
  • 大学・企業・進学塾等外部講師の充実
  • 授業認定の法改正
  • 不足する集団行動へは大規模スクーリングの定期実施
 
■兵庫みらいの高校(以前、私の投稿)
活動報告 | 藤田孝夫オフィシャルサイト | ページ 3 (fujitatakao.jp)          
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