第2回但馬空港のあり方懇話会
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今回は要請されてもいない末席傍聴です。
なんせ当日の朝申し込みましたから・・・
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コロナ禍の影響が懸念される大型投資事業、議事録は後日送ってもらうのですが現場の空気(熱気や発言者の熱さ)、議事録に書けない暗黙の方向性などを感じるためには傍聴は有効です。
但馬理想の都の祭典
期間中のメイン事業、平成6年5月コウノトリ但馬空港が開港。コミュータ機構想をいち早く実現し1200メートルの滑走路です。しかし平成7年1月17日阪神淡路大震災が起こりバブル崩壊は兵庫県全土で実感することになる。復旧復興に全県挙げて対応する
。(外部要因1)
以来20数年間、コウノトリ但馬空港の更新は一度も無かったと言っても過言ではない。(高速道路の北進や人口減少など言い訳は幾らでも出来るが・・・)
サーブ機
そこに舞い込んで来たのは就航機材(サーブ機)のメンテナンス期限終了が迫る話、この
外部要因2により就航機材の変更を余儀なく行うことになる。結果として新型機ATR42は快適・静音・定員増などで年間搭乗者や東京乗り継ぎ便利用者増などに加え、航空機利用機運の高まりなど大きな効果を生んだ。
そして三度目(外部要因3)
RESA(滑走路帯安全区域)の90m延長(総工費約40億円)が迫る。期限は2027年3月末日。今回も外部要因でありますが、広く地元リーダー(首長・観光商工業・住民)や航空会社、学術者、マスコミなどから14名で構成される当懇話会が提言を取りまとめることとなった。 今まで到来した外部要因を乗り越えてこられたのは、県当局や空港関係者の努力はもちろん、但馬の将来発展の可能性を出来る限り残し、次のチャンスに賭けたいとの地元熱意があったに違いない。 今回到来した3度目の外部要因、今回は当懇話会の設置で地元と航空関係者で目指すべきコウノトリ但馬空港のあり方を具体的に(何処と何処の空港に飛ばすのか? 機材や設備は?(搭乗定員や滑走路延長・安全な離発着装置など)一体どれ位の投資になるのか? 搭乗率や採算ラインは? 但馬の経済効果や将来構想へ及ぼす影響・展望は? など、外部要因を内発的(自発的)将来構想に転換しながら熱い議論にしなければなりませんね。