第333回兵庫県議会 閉会
■
会期34日間の兵庫県議会 定例9月議会が閉会しました。6月10日議長就任後では会期を通して議会進行に当たるのは初めての議会です。ようやく間が取れだしたかな?という感じです。(間抜けとは間〝時間”が抜け落ちている=短いこと)
■
さて今定例会では、
- 開会日に「北朝鮮のミサイル発射や核実験に抗議する決議」を可決。
- 決算特別委員会を設置し27年度決算関係議案を審査、15日間審議し認定。
- 514億円余の補正予算を可決
- 請願4件採択、意見書10件を可決
■
以上は通常の9月決算議会と変わりませんが、臨時国会で可決された補正予算活用の経済対策(追加・前倒し事業)は通常は2月で行われる年度が多い。
■
今回の議会での最大ポイントは・・・
- 中小企業の振興に関する条例に基づく報告がなされ、その資料を基に議論されたり、奨学金を返済中の社員に対して補助している企業を県が折半で補助する事業が開始されるなど具体的に動き出したこと。
- 兵庫県地域創生条例に基づきKPIの達成状況から人口、経済などのへどんな効果があったのか報告され審議が行われたこと。
- 第三次行革プランの最終見直しに関して、30年で一旦線を引き次の計画とするのか? 継続か?
- 30年の県政150周年事業では県の歌、県の日制定他様々意見が議会でも出たが、ハードソフト事業は何の成果を得るために何を行うのか?
- 追加 マスコミからは阪神高速道路の早期整備のための財源を利用者にも求めることについて議会対応を聞かれた。これは国交省の認可権限にも配慮しながら関連府県調整で公平な制度とせねばなりません。個人的には現状課題と目的の明確化と計画の精巧性、最後に利用者協力をお願いするのが筋だと思います。