経営感覚 農業
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養父市と朝来市に実験圃場を持つGキューブ西村社長とお話をする機会を得ました。今までのニンニク栽培の成果と検証、今後の方向性についてI意意見交換。
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㈱やぶさん設立でニンニク栽培をスタート。熟成させると旨味成分が10倍とか言われる黒ニンニク化の設備も導入。経営的課題抽出の第一弾でしょうか。
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2018年は夜久野高原に20aの圃場を借り再実験がスタート。圃場の管理は各種センサーと確認用ドローン活用、概ね計画通り収穫できたとのこと。品種はホワイト六片を20aで20000球(直径74ミリ~57ミリ)収穫。来年度拡大作付けのため種として大部分を保存するのだが一部はJA六甲の恵み他に販売契約。
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2019年は生産拡大と省力化のための機材購入とクラウドファンディングによる資金調達とGギャップ取得を目指す。機材とは土壌分析装置と収穫野菜の成分分析装置、ハーベスター・ルートシェーバー他
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2020年収益改善、海外輸出、ブランド化
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2021年圃場・GGAPなどの栽培パッケージ化
安全性分析センター開設
アジアの取引先などからの研修生受け入れや、オニテナガエビ、車エビ、菊芋(でんぷんに代わる結着物・低カロリー)などへの関心も高かった。
アジア圏域でのニンニク消費料の多さとその品質・味の悪さから十分採算に乗るはずとは西村社長の経営直感だったようです。今そのモデル化が始まったのです。