養父市観光協会の総会がありました。
旧4町に其々あった観光協会が合併して3年、しかし完全一体化した訳ではなく、4支部体制がとられて養父市観光協会とは支部間連絡調整機能・行政との交渉連携機能・ビジョン機能などいわゆる経営責任も含めたヘッドクォーターの位置づけです。~私感です~
今年度より氷ノ山ハチ鉢観光協会が高原支部、氷ノ山八伏支部、東鉢支部の3支部に分かれ、旧4町支部から6支部体制となりました。狙い? それは支部の自主運営責任の明確化と本部(養父市観光協会)支援策の公平化によるトータル養父市観光の発展でしょう。
総会を通して人件費、人事などの平等性について様々議論されました。改めて観光、養父市が今せねばならない観光とはどのようなモノかが問われています。感情的に言いきってしまっては元も子もなくなるので、総会での執行部発言は非常に礼儀正しく節度ある言葉でした。~総会前の理事会では了承済みと聞く~
自然や歴史、伝統、文化や学芸術は観光足り得るか?
答えは否です。それぞれ単体で幾ら高めてもそれは観光という観点からは全く評価に値しないのです。あくまで自然は自然であり伝統文化は伝統文化です。観光とはそれら個々を人に感動を与えると言う切り口でその見せ方、味わい方、感じさせ方を整理統合しなければなりません。 人の評価にさらされないうちはマスターベーションです。
観光協会の年間収入2700万円の内、会員負担金は58万円。 県市補助金558万円、県市からの委託事業費2000万円 平等な分配議論に終始する経理内容ではあります。 しかし県市の補助金が減額あるいは無くなればどうするのかを考えねばなりません、観光(産業)は福祉事業でないのです。
大きな意識改革の第二歩かもしれません。
~一歩は一ノ本辰巳氏を会長に据えたことです~
目標とすべきは、ズバリ・・会員の子や孫たちがこの地で食べていけるような環境を現役世代の責任において創りだすことです。