兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

活動情報

藤田孝夫

観光アフターコロナ 村山慶輔氏

神戸新聞但馬総局主催の懇話会です。講師は㈱やまとごころ代表、村山慶輔氏です。 気になった部分、ポイントは以下
コロナ感染症の終息次期予想はいつか?
アジア圏が慎重な回答で2024年~2025年というのが多い。(オミクロン株の蔓延速度が速い) 旅行関連大手の調査によると、行きたい都市ベストの中に東京、大阪、京都は常連上位、国別でも日本は第3位。つまり魅力度も日本は上位なのに加え、実は衛生面では世界一、日本はトップです。 観光立国推進基本法を成立させ、その計画では目標値、2030年に年間訪日外国人数6000万人も設定。 広島県呉市の観光計画では、目標として旅人に年間800億円消費してもらうことが掲げられた。根拠はGDPの約7%で、人口減少での影響をほほカバーする数値らしい。そのため毎年17億円の増加を見込む。 ~世界の旅行トレンドは~
アドベンチャートラベル
規模72兆円 年率21%成長 身体活動×異文化×自然 例:3泊4日シーカヤック バイク スキーボード キャンプ
少人数
団体でなくカップル(恋人・熟年夫婦)、マイペースで気まま
滞在型
観光名所を多く回ったりしない、ゆっくり長期間滞在、平日含むわーケーション、Wifi、空き家活用
食の多様性
世界人口70億人中、イスラム教徒20億人、ベジタリアン7億人。環境問題への関心から動物愛護、ハラール、脱アルコール、化粧品・洗剤に至るまで動物性原料排除、グルテンフリー。城崎でベジタリア対応店舗は4つあり、何処まで出来ているかビーガン対応アプリで確認できる。ベジタリアンでなくても対応店舗の姿勢には50%が高評価
サスティナブル
ペットボトルを缶や瓶に変えるホテル、プラスティックを紙や木製に変える。省エネやフードロスへの取り組みを公表している宿やレストランが評価される傾向。世界の持続可能な都市100選には、豊岡市、七尾市、佐渡などが選ばれている。今後旅行業界では取引する条件としてこれら環境負荷軽減努力が課せられる可能性あり。 欧米(アンケート回答率が高い)で特にこのような嗜好が強い。世界的影響度が大きい旅行社の方向性は、大手チェーンに属さない、公共交通を使う、プラスティックなどの排除、地元食材使用、エネルギー管理などが重要視されている。 また経済連関表などの分析により、総需要・総生産に加え中間投入なども含め、地域経済循環率(地元に還元される金額)を重視することが観光客数より大切なのは言うまでもない。 年一回の豊かな生涯時間を過ごしに来てくれる常連客を世界から広く薄く確保することか!  
私論
「アドベンチャーツーリズム」この言葉は先週意見交換した観光庁からもトレンドであることを聞いた。120キロに及ぶ山陰海岸ジオパークの活性化議論の重要キーワードです。そして今回はシーカヤックの提案、さてこの後開催されるコウノトリ但馬空港のあり方懇話会ではどんな意見が出るのか、微妙に関連している。        
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