身近な自治
私の住む自治会の総会がありました。
役員さんは、区長・副区長・会計、隣保長が6名、それと区長の諮問委員である評議員があります。
総会は年1回、敬老会、子供会(地蔵盆のお祭り)、文化芸能祭、大掃除などが主な事業です。
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近年急増しているのが、水防指令による区民避難です。高齢者・障害者の避難勧告は少し早め発令されますが、昨年の避難所開設回数は6回にも及びました。
今総会の話題としては、なりてのない区役員改選と新規の通学歩道整備事業、防犯灯設置報告、奥山川の河床改修要望などが出ました。
円山川へ流れ込む地域を通る支流の水門が二基あるのですが、その開閉についての問題提起がなされました。降雨時に閉まっていたとの報告があったのです。水門は通常は開けてあり自然に水が流れる設計になっています。特別は時だけ閉めるのは本川(円山川)の水位が内水より高く、逆流を防ぐ必要がある時などが想定されます。
昨年の大雨では大藪の子牛市場に泥が入り込んだのですが、大屋川と円山川の水が敷地内に入ってきたことが原因とされています。内水位がどのくらいだったかは定かでありませんが、水門を占めれば被害が無かったのかどうか?も気になるところです。
河川管理者(養父土木事務所)に確認したところ
水門の管理(鍵による)は県から市に移管してあり、市は区に移管している。開閉は区の自主的な判断に任せているとのこと。維持管理は県の管理マニュアルに従い定期的見回りは県と市同伴で年1回。
さて区長さんが実際の開閉にかかわることとなるですが、その時の判断材料はあるのだろうか? 土木事務所も箇所別・時間帯別の水位は把握できていない。
これら詳細なデータを計測する装置を設置するのか? 区長さんからの要望は挙がっているのかどうか?
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自治の足元安全についてもう少し考えてみる必要がありそうです。