兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

ひとり言

藤田孝夫

農業制度=教育制度!?

教育に関する議論はいつも熱いが、いよいよ具体的な制度改革議論になってきた。道徳教育は特別教科として認知し次に教科化(教師が定量的に成績評価する)方向性が見えてきた。学区も小学校中学校の適正規模議論から徒歩に加えバス通も含め概ね30分エリアを想定している。しかしこれら改革の視点(目標:育てるべき人間像)は明確だろうか?

例えば中学進学時の環境変化に対応できない(中一プロブレム)生徒に対しては、小学校5年6年を対象として教科担任制を導入したり、小中一貫教育も含め、課題解決のため必要な事との認識が支配的です。では既存制度(小中別々)はデメリットだけなのか? 大人には解らないかもしれないが、小学校6年間の様々な子供間の優劣関係や序列(?)が問題ではないのか? 新しい環境で過去を振り切った行ける等、子供自身の期待や、客観的な分析は議論を尽くしたのか? 

課題を無理やり探して対応することより、肯定的視点からメリットを見つけ出し広めることも重要ではないかと思える。個性を尊重しろと言いつつ実際のところ画一的人格育成とならないよう、多様な価値観を想定することが求められている。 しかしその前提条件は教育の一義的責任者は本人と親のであるとの責任自覚を明確にすることでもある。

農業政策の安定廉価=教育・学力のボトムアップ 理論展開がどちらも社会福祉的視点(欠点つぶし)で求めるべきものが定かでない。農政改革と教育改革が同時に来た理由だろう。

ひとり言最新記事10件
全記事月別アーカイブ