兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

特集

藤田孝夫

関西広域連合議会~鳥取県庁~

 

お盆明けからいよいよ天候が安定し、カラッと暑い! 個人的には今の季節が一年で一番好きです。鳥取市まで本来なら国道9号線で行くのが普通ですが、早めに家を出て少し寄り道。浜坂経由で出来るだけ海岸線を走ります。(いわゆるジオパークロード)

夏休みの終わりが近いからか海岸への人出はまばらです、クラゲが増えてることもあるのかも知れません。ジオパークロードと言う名称が付く以前より私はこの海岸道路が好きで、大山から経ヶ岬まで大体の海岸線は何度も走ってました。窓を開けエアコンはOFF 爽快です。

昼食は県庁近くの窯焼きピザ&パスタ店~MANMA~で、一人で入る客は私だけでした。

鳥取県庁着12時40分、トイレで井戸連合長に遭遇、連れションし、持ち物検査(橋下市長警護のためか結構厳重)を受け傍聴席へ。

 

さて今回の連合議会は、政令市が初めて参加する議会です。決算予算審議・意見書採択・一般質問が主な日程です。一般質問登壇者は11人その内政令市議員が3人です。 兵庫県からは山口議員(自民党)が登壇しました。

質問通告の項目一覧が配られましたが、内容重複が著しく今後の調整が必要ですが、今回は政令市議員のお披露目の意味もあるのかとりあえずお手並み拝見といったところでしょうか?

質問答弁での最大注目点はやはり、国の出先機関移管に関するもの、次に橋下市長の推進する道州制と広域連合の違いに関するもの、政令市議員の連合に対する期待とはなにか?等でしょう。

質問で直接井戸連合長と橋下市長に関西圏の地方分権の姿や構想を問う場面もありました。井戸連合長は連合下2000の基礎自治体への責任から、制度設計を確実に描き上げてからでないと一気に道州制には行けない。そのため府県存置の広域連合制を推進し、順序として近畿地方整備局等3機関を丸ごと移管とする事が妥当と主張。一方橋下大阪市長、竹本堺市長は広域連合が府県存置とすることに反対はしないまでも、別途道州制へ一気に走る必要性を強調した。次の衆議院選挙で国民に問うらしい。その発言を受けて再び井戸連合長は答弁で~詳細な制度設計が出来ぬまま国民に問うのは無責任、国民に責任を負わすのか?~ の趣旨で切り返す場面もあった。

 

政令市の思惑は、府県の管理下から離れ、上位組織からダイレクトに税源・権限を獲得することにある。一方府県の立場は格差があまりにも大きな政令市の優位性に対し中小自治体をどうフォローするのかが存在意義となる。

 

明治維新にも似た、士族の一斉失業を伴う大改革(革命)を公言してはばからない橋下市長の言動が大きな支持を集めるようなことになれば、それは国民意識として政治家や公務員(税金で飯を食っている者)への不支持の現れであるが、革命的大変革を支持したことになるのだろうか?  一方府県存置を前提とした広域連合は、これ以上の基礎自治体合併を困難だとする中小自治体、地方の住民からこそ支持される必要があるが、実態は省庁や族議員の策略と結びつき、それなら今のままで良い広域連合さえ必要ないとする動きにも繋がっている。

 

 

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