運動会 演技VS競技
地域の運動会シーズンです。しかし今年は秋雨前線・台風が多く襲来し秋の天候が不順です。でも二週連続で週末だけは何とか雨に降られずに運動会が実施できました。
高柳地区、伊佐知地区、八鹿地区、小佐地区の運動会実行委員会からご案内頂いたのですべて出席して祝辞を述べさせていただきました。
少子高齢化が著しい養父市の小学校区での運動会は、選手(演技者)が集まらず体育委員のみなさんは随分苦労されます。最近では地区対抗で区ごとで得点を争ったり、マジで走るリレーを取りやめたりする地域も出てきました。 でもやっぱり運動会の醍醐味はリレー競技です。これがないと選手集めは一見「楽」かと思う方が多いのでしょうが、実際は逆です。 華が無い集まりは参加する魅力に欠けるため最終的に行きたい集まりとはならないのです。 最後は競技をなくし、演技即ち得点をカウントしない運動会=高齢者入所施設のお遊戯会(失礼)となります。
そう考えると、刈り入れ時、しかも好天が珍しい今年の週末、晴れて運動会に行くのか? 雨で行かなくてもよくなるのか? さて住民はどう感じたのでしょう? 私?
言わずもがなでしょう! 地域のつながり、コミュニティーの重要性とはなんとなく決まった地域の決め事に参加しないのは悪!とレッテルを張る前に地域の集まりをどう考えるのか? ここからリサーチしてどんな運動会にするのかを考えるのがリーダーの役割です。
リレーで優勝チームには区費を一年間タダにするとどうなるか? あきらめるか?それとも都会に出ている若者を呼び戻して参加させるか? 呼び戻すならシルバーウィークあたり良いのか? 審判は公正か?
慰労会での盛り上がりが既に想像できますね!