養父市区長会総会
養父市には154区があるが、区長不在の地区もある。さて区長とはどんな立場か? 議員との違いは? 小学校区の区が集まって構成する自治協議会との違いは?
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端的な例は高知県大川村の議員のなりて不在の問題だろう。(大川村は人口374人 議員定数6名) 村役場はダム建設により湖底にある、即ち中心部は水没し高い尾根に人家があるらしい。議会制をやめて村総会(全員による意思決定)を提案したことがあった。現在はそれも手詰まり状態、政府は議員規定を変更し公務員(たの自治体勤務)の兼業を認めたり、村も議会を夜間や休日に開会するなど工夫するとのことだ。果たして次期選挙では欠員が出ないか?
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こんな状態の時、区長の出番が重要となる。この際養父市でも区長、自治協議会、議員のこれからの街づくりにおける役割分担を考える必要があるように感じる。
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市行政の出先機関と思われているのは、市関連の配布物や生活ごみの基本的管理を区長が無償で行っておることも理由だが、本来区長は区民の意向を行政に届ける、また行政の意向を区民に繋ぐ言わば区民と市政のコーディーねネートが仕事。決定権は区の総会や区長総会で決定する市行政とは協力関係にあるが別組織だから別視点が求められる。
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課題は日々変化する、配りものもデジタル化を基本に紙ベースも最低限用意する必要が当面ある。しかし10年もたてば携帯電話はスマホ、タイムリーに配信が行われ、メッセージを誰が読んだか読んでないかを把握できる。今から取り入れるのも区長の仕事ですね。当然養父市も手伝うべきです。
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市政・県政と養父市民(区民)の中間に立つコーディネーターとして活躍してください。