養父市PTCA活動研修会・地域フォーラム
毎年夏休み最後の日曜日に開催される表記大会、主催者側として参加していたが、今は違いう立場から毎年参加して、来場者に何を伝えようかいつも考えています。 教育に関係のない県政話題を話すのもおかしいし、教育・子育てに関する何か話題を提供できればと悩みます。
PTCAの構成員とは親・先生・地域ですがこの内一番教育情報を持っているのは当然先生です。では子供の事情を一番知っているのはだれか? 普通は親に違いありません。先生の情報は学校での限られた集団行動での児童ですが、親の家庭での子供情報の方が遥かに多岐にわたり膨大なはずです。 当然PTCAでの親の役割・考え方とは、それら膨大な家庭情報を持ち寄り、家庭生活・学校生活(授業やその他学校での活動)に活かすことです。少なくとも学校情報に振り回されたり、学校行事のお手伝いであってはなりません。手伝うな!と言っているのでありません。
そんな意味からは、PTCA実践発表会での発言テーマは学校行事紹介ではなく、家庭での親としての教育情報やその分析であってほしいものです。
来年度は兵庫県教育創造プログラムの見直しが予定されています。 小学校での少人数学級・教科担任制など様々取り組んでいるが全国平均並にとどまる本県学力レベル、平均を下回る教科への関心、議会の提言が成果に繋がらない現実に対し、さてどうするか?
一方いつも必要性が言われる家庭教育力や家族に対する公的関与、個人の自由を主張するあまり子供への教師の指導力はおろか、親としての教育のばらつきも個人の勝手とは言えない状況、教育議論に留まらず税制議論でも家族の扶養義務・控除などで考えるべきです。