46回生野町観光協会総会
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明るく活発な総会でした。参加者(観光協会員)は地元企業の役員さんや区長さん、市議会議員、地域おこし協力隊、ボランティア活動者、教育者など実に様々。特徴的な鉱山を中心とした観光開発というわかりやすいテーマにも恵まれています。銀の馬車道鉱石の道が日本遺産に認定されたのも、地域づくりと一体となった観光協会の活動あってのものとの感を強くしました。
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朝来市の観光協会は、旧4町単位でそれぞれ運営されています。養父市観光協会(実質連絡協議会)を本部・総務機能として各町観光協会を支部とする構成とは違うのです。
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生野鉱山や竹田城跡など有名な観光資源を朝来市として更に発展させる、また全市に波及効果をもたらすことなどを目的に観光DMOとして朝来市観光協会を発足させる動きがあります。
生野町観光協会はそのような市の方向性に対し、今総会で賛成の立場となりました。
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さて生野町観光協会の活動で特徴的なものは、やはり年間を通してのイベントとオリジナル企画商品の開発・販売です。
- 銀谷祭り
- 生野イルミネーションロード
- 銀谷ひなまつり
- 生野銀山へいくろう祭り
- 夏祭り
- 秋祭り
- 昨年実績で上記イベントの動員数は約26,000人
- 物品販売では銀山カステラ、生野ハヤシライス、生野紅茶などの販売、約1,200,000円。
- 他に、生野ダム周辺管理委託事業(清掃環境維持ほか)2,400,000円
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地域づくりや市民の居場所など福祉的観光(私勝手な造語)や経済効果・経営的観点よりの経済的観光、これら双方の有効性を正当に評価しながら公的資金分配を行う本部組織であって欲しいと思います。そのためにもそれら事業効果を何かの指数で表す評価基準が大切です。獲得した外貨や経済効果はいくらで、付加価値をどう再分配するか?本部運営資金としてのロイヤリティーの徴収方法など、今後の発展に欠かせない取り決めです。
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市民協力・理解や観光産業育成の観点からは、理念・宣言・市の宣言?・事業計画・事業実施・事業評価・事業承認(議会)・市民報告・・・
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条例(議会提案)で取り決めるのも方法かもしれません。ゼロサムからの引き算ではなく大きな市場を目指す足し算であることの認識(創造力)が必要です、頑張れ市議会!!