兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

活動情報

藤田孝夫

7.4 関西広域連合議会 

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関西広域連合臨時議会が開催されました。開会前11からは首長で構成される連合委員会(執行部)も開かれました。事業計画や進捗が報告される連合委員会をまず傍聴しました。(連合議員は私と大阪府選出上島議員)

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委員会報告と質疑テーマは以下でした

  • ・MERS対策について
  • ・とくしま歓喜の歌プロジェクトについて
  • ・地方分権改革に関する国要望の対応について
  • ・関西圏域の展望小委員会の結果について
  • ・関西健康・医療創生会議について
  • ・東京オリンピック・パラリンピックに向けた関西文化発信について
  • ・2016年スポーツ文化ワールドフォーラムの開催について
  • ・第25回世界博物館大会の京都市開催について
  • ・ニホンジカ等の広域的対策について
  • ・ミラノ博覧会におけるPRについて

鹿対策などは府県境界が山であることから近畿圏で同一歩調で対策を講じる必要がある、今回モデル地区を指定して森林野生動物センター(兵庫)とも連携しながら新しい捕獲方法の導入試行や人材育成により捕獲目標数を目指す。(昨年度捕獲数は9万頭内兵庫県が4万頭捕獲)

歓喜の歌とは徳島県由来のベートーベン第九をフルオーケストラで唄う一大イベントで開催は28年1月29~30日、2000名の大合唱。また世界博物館展は世界博物館会議主催の三年に一度開催される世界大会です。京都には2000以上の博物館(国立市立の4大博物館があり)さらに神社仏閣の宝物館を対象に基調講演、シンポ、分科会が一週間にわたり開催されます。(面白そうです)

 

本質異論は分権改革に関する国への要望がどう進むのか?ですが、関西広域連合としての要望項目は25項目、+構成団体の要望が37項目を6月5日に国へ提案している。

関西広域連合の25項目へは国は要望項目を内閣府と関係省庁とで調整を行うものが17項目、うち重点項目が2項目、予算編成時に検討するもの2項目、具体的な改善理由が理解できた場合検討するものが6項目、(残りは没)と回答。

関係機関要望37項目への回答と併せると下表になります。

 関西広域連合  関係団体
 1内閣府と関係期間で調整  17  24
 2内重点項目  2  7
 3予算過程で検討  2  4
 4具体的な支障事例が出た場合検討  6  9

 

広域連合要望

重点項目1.国土利用計画法に基ずく土地利用基本計画策定見直

重点項目2.介護保険における住所地特例の適用対象の拡大

 

関連団体要望

重点項目1.法定予防接種の保護者同意要件緩和(京都府)

重点項目2.公営住宅の入居申告で代理申告を可能とする

重点項目3.地方公共団体所管の大学付属学校の大学法人への移管(兵庫県)

重点項目4.化学的酸素要求量、窒素・りん含有量に係る削減計画協議・同意の緩和

重点項目5.地方公共団体の学校法人施設設備等への資金調達方法緩和

重点項目6.農林漁業体験民宿への参入に係る適用要件緩和

重点項目7.病児保育事業に係る職員配置基準緩和(鳥取県)

 

連合議会では正副議長と常任委員長・委員の選任が行われ、監査委員指名への同意、会期(一日)の決定、その後一般質問が行われ13名の議員が登壇しました。関西広域行政での事業の進め方に関する質疑や関西広域連合としての分権の受け皿足り得る条件や、そのことが国家にとって如何に効果があるのかを示せなど本質的な質疑も行われました。北陸新幹線の関西連結、リニアとの関連など大型投資事業への統一的見解を確認する質疑もありました。

 

 

 

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