兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

ひとり言

藤田孝夫

高校の求める学力がある

11月最新の生徒の進路希望では、但馬の場合地元有名校が定員200名に対し240名程度と例年より少し増えています。「最終的には10~20名オーバーで受験に突入しそう」とは中学進路担当の先生談

そうなれば現実に起こることは、10名程度の不合格者が出ることです。そして学力から察するにその10名とは入試試験当日の1点差ぐらいできまるのではないか?と言う事です。二次志望では一次志望加算点30点が無くなり更に厳しい状況になる可能性もある。(一次志望高校不合格者が増えれば増える程)

ここで但馬以外の読者はきっと「たった10名、試験とはそういうもの、当然」と思われるでしょう。しかし但馬は今までそうではなかったのです。試験不合格者は毎年1名程度です。そのことはある意味、中学校の進路指導が徹底していて試験に落ちる生徒を無くしてきたのです、そのことは評価すべきことです。しかし今回は先生には少し届かないと言われたが、やっぱりあの高校に行きたい受験したいという生徒が10名出てきたのです。

出来ることは何処が足りてないのか?を分析し上げることです。ひょっとしたら内審点より入試当日に獲得する点数を上げる方が良いかもしれません。(これを受験戦争、競争激化というのかどうかは判断できません)

 現実に中学校では補修が始まったり、高校の説明会、入試制度の解説、そして保護者と生徒と先生による三者面談のやり方を変えたり、一方高校側では、オープンスクール開催、中学校へ生徒勧誘訪問など、従来とは違う動きがでてきた。

 確かに但馬には住居近くに高校が少ないから志望高校選択肢が広がったとは言いにくい。しかし但馬だけは以前のままで良いとは私には言えない。高校選択を生徒本人と保護者で真剣に考えてどうするかをまず決めて欲しい。先生がきっと良いアドバイスと受かる方法を教えてくれるだろう。行きたい学校とはいつも狭き門なんです。みんなが行けないから行けるように挑戦する意義がある。 多くの市民が署名したように入学の門を撤去した高校はその途端に行きたい学校ではなくなるのです。

 

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