兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

活動情報

藤田孝夫

第326回兵庫県議会開会

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昨日2月16日、表記2月議会が開会しました。10時より恒例の議場コンサート、11時より開会、通常の日程を消化、今回は初日午後から国の緊急経済対策を受けた、補正予算約320億円が知事より上程され、可決しました。

内容は国交付金活用の

①地域商店街買い物ポイント事業(従来の消費先食い支援?)ですが、今回は少し工夫の跡があります。農産物直販所のポイント制度や温泉宿泊者にお土産購入券を進呈する事業、生後4か月保健師訪問時の兵庫県ベビーカタログ無料配布など。

②兵庫県で働きたい人と兵庫県企業をマッチングする事業と出会いサポート事業を首都圏で開催する

③就農者への設備投資を農協を通して貸与する事業

④豪雨対策や南海トラフ地震に備えるインフラ整備の前倒し

⑤エボラ出血熱の感染対策整備費などが主なものです。

 

 ~~地域振興券などは即効性があるのですが、消費拡大ではなく前倒しになる可能性が高い。また中山間地の普段の消費は、既に大手流通チェーンの比率が約80%と高いところも多いので地域で経済循環する効果額はハッキリ少ない。

但馬では、日流・イオンなどの食品スーパーマーケットチェーン。ユニクロ・しまむら等衣料チェーン、ケーズ・ヤマダ・ジョーシン等家電チェーン、コーナン・ニトリなどのホームセンター、ドラッグストアー・・・・枚挙に暇がない。消費マーケット層が薄い中山間地では、大量生産のローコスト品のシェアは圧倒的とならざるを得ません。地元生産や、地元資本ではなく海外から商品調達したり海外と同じ規格品を販売するなど、いわゆるグローバル経済下で活動している企業(商品)のシェアが高いのです。そこにプレミア付き商品券を発行してもその効果は極めて限定的です。一方農業や林業漁業などの一次産業は今やローカルマーケットでしか経済循環が起こっていません。今回は此処即ちローカルマーケットへの気付きが少しですが感じられました。~~

 

 

 

 

 

 

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