昨日12日投開票の県議会選挙が終了し、本日養父役所で兵庫県選挙管理委員会の当選証書を戴きました。4月3日告示で私以外に立候補者がいなかったため告示日の午後5時に当選は確定していましたが、選挙気分は抜けず、その気力を仲間の県議選挙に向けていました。
投票日を過ぎた本日、正式に当選の告知を受けたことになります。無投票だったことに関しては、日ごろの支援者の方々のご支援とご協力のお陰であり、今後とものご指導をお願い申し上げます。無投票・選挙戦に関係なく今県議に期待されるものに変わりはありません。今まで通り精一杯私なりに努めてまいります。また選挙を通して訴える機会を逸したことについては、9日間で感情的に訴えること以上に、4年間かけて理性・感性の両面より県民との対話を心がけて参ります。
養父市や但馬の課題とその認識度合いについては常々申し上げているところですが、キーワードは農業特区、木質バイオマス、但馬広域観光などを他地域との差別化として地方創生計画を実行することにあります。その実現のために医療圏域内の機能分担、安全安心なインフラ整備があると認識しています。そしてそれを実現する兵庫県の市町への支援策の基本が「地域創生条例」です。最後にそれらを実行する上でベストな組織体制であるのかどうかの議論として分権議論(大阪都構想と同じでは無い)に行きつき、議会改革(マスコミの言う身を切るだけの自虐的改革)は議員の資質議論へと葉脈は下ります。
以上、選挙戦を通してこの辺りがどうも混同されて報道されていましたので再度触れて置きます。
■「補欠選挙を除いて無投票が7回」随分有権者をバカにした発言です、補欠選挙は選挙で無いと言っているに等しい。選ばれた候補者や投票した全ての人の行為を無かったことにしてカウントするとはね!!!! ありえない。
■マスコミは政務活動費の事件の真相や概要を解説しようとしないが、概要は議会で決めた使途基準(活用手引き)は違法ではないが、政治倫理として現実的でなかったためその差をなくしていく方向であるのです。既に議員提案条例で改善済みで今後は審査後後払い、公開、定期的な外部審査会の意見徴収が規定されました。
■政務活動費カット、議員報酬カットだけ叫んだ議員が多く誕生し、また彼らを選挙の象徴とした報道で県民はどんな希望を描いたのか?政策を現実的に語った議員は誰だったのか? マスコミは県民生活にどんな改善提案を誘導したのか? (罪深い)
■一連の選挙報道は議会の負の部分のみにスポットを当て、結果的に県民と議会とを遠ざけるよう動いた。
■今まで議会にはマスコミはほとんど来なかった、県政記者クラブでさえ常任委員会、議会、特別委員会、議員団総会や専門部会に取材に来たことは殆どない。考えてみればマスコミは議会の議決に関する葛藤や経緯を報道したことは今まで皆無であった。しかし今回は議員の奇行や蛮行は挙って取り上げ露出を意図的に高めた。
■お笑いに近い『受けネタ』が欲しいのですね。スポーツ紙だって冷静に結果を書くのに、議案や請願態度の会派別理由の比較表ぐらい直ぐ書けるだろうが未だ見たことは無い。
■以上のことから、もはや既存マスコミ(兵庫県政関連)にいかなる情報を流しても政治理解や県政の推進につながることは決してないと結論付けられる。だからマスコミのことは今後書かない。