八鹿町朝倉に太陽保育園が建設されました。三度目の移転建て替えとなります。
旧園舎は手狭で古かったのですが、園内給食を実施し、アトピーなどアレルギー幼児にも対応、また乳幼児の保護者への育児指導なども行われていました。当然延長保育もありました。
太陽保育園、日光保育園、童和保育園の認定こども園化により、公立八鹿幼稚園は新築30年を待たずに閉園となりました。実のところ、我が家でも長女は幼稚園には行かせず、保育園で延長保育をお願いし、賛同する5家族(6幼児)は夕方まで預かっていただきました。(30年前の話です)
次代は変わり保育に欠ける子も欠けない子も、専門性をもって子供、保護者の両方に子育て指導と優れた指導環境を創るとの理念から、認定子ども園制度ができ共働きか否か、三世代同居か別居かに関わらず優れた保育を与えるとされる。追随できたのは・・・・・・・
今から二十数年前、八鹿町朝倉バイパス周辺の田んぼで商業開発計画がありました。圃場整備して間もない水田は農地転用できないのですが、土地の有効利用のため郊外型商業集積に賃貸しした方がよいとの判断でした。しかし地権者との用地交渉はうまくいかず元の農地のままでした。そして農業特区指定を受けた昨年からの計画が進行し、同じ場所の一部農地を転用し認定子供園「太陽保育園」が本日無事竣工しました。農業特区と逆行する
動きと捉えられないようにしっかりした運営が望まれます。
具体的には、認定こども園に課せられた二つの目標をどう果たすかですが、ハード的に追いついたとの認識ではなく、保育士が親と子の間に関与する効果とは何かを具体的に示さねばなりません。保護者の要求(欲求?)をただ単に受けることではありません。
裏に大徳山、前に広々として田園と八木川、そこに羽を広げたコウノトリのように弧を描くように配置された園舎、この環境を活かした保育指導とは何か? 参考にした豊岡国府こども園と似た設計・環境ですし、何よりも国府子供園の園長先生は当地朝倉在住ですしね!
・県民みどり税活用の校庭緑化(教室すべてからアクセスできる設計だから部分芝生化が望ましい)
・道路側への騒音・景観遮断樹木があったほうが良い
・園舎に木陰を作る樹木を、風の湿度温度調整
・地元農家との協働による屋外教育メニューは? 畑借りれば!