兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

ひとり言

藤田孝夫

追想 日村豊彦県議

連休中日5月4日午後、病院関係の友人から連絡があり日村先生が亡くなられたことを知る。私の思いつく必要最低限の連絡と確認をとる。 対外的多くの友人、知人、政治・行政関係者がおられた先生ですが、先生自身も影響を受けられてきたことも事実でしょう。まずは密葬ですべての関係者をシャットアウトして見送られたご家族の気持ちは察して余りあります。  ~心より哀悼の意を表します~
先生と最初にお話したのは、私が県議選挙に立候補した後、アドバイスをいただくために夜、家に伺った時でした。ご自身の経験を特に初めての県議選挙で起こったこと、感じたことを話していただきました。四面楚歌で友人だけでスタートした選挙戦が私の場合と似ていること、選挙カーはいわば戦車、選挙ポスターカラーのピンクは実は先生も最初に使われていたことなど・・・あの時の話は今でも鮮明に記憶しています。
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縁をいただき、自民党県議団でご一緒させていただくことになりましたが月一の早朝勉強会である青議連、その後県議団の政策研究会、部会での自主研究など、特に政策研究には熱心なリーダーでずいぶんご指導いただきました。私は悩んだとき、困ったときには必ずと言っていいほど日村先生に相談に行っていました。
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シェア獲得と経済的合理性を追求しようとする、よくいる民間経営畑出身の私に対し、先生は違う方たちの考えの中にも我々との共通項はあること、理解を得る手順が存在することなどを説いていただきました。しかし県議復帰後は少し変わられ、どちらかといえば白黒をはっきり主張されるようになられたようにも感じていました。
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体調の異変は自民党の政権復帰選挙ごろから、私は察していましたが、怖くて聞けませんでした。抗ガン治療後は元気に復帰されるものとの確信は淡い期待となってしまいました。まさかこんなに早く逝ってしまわれるとは・・・・ 但馬のこと、県議団運営のこと、鳥取・兵庫・京都の日本海構想のこと、関西広域連合のこと、さまざま教えを請うたり相談することは山ほどあったのに・・・今はただご冥福をお祈り申しあげます。  
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