兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

特集

藤田孝夫

兵庫県議会議長就任のあいさつ

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議員各位のご理解とご支援により、140年近い歴史と伝統に輝く兵庫県議会の第119代議長にご選任いただきましたことは、私にとって誠に身に余る光栄であり、謹んで厚く御礼を申し上げます。

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また、先ほど職を辞されました石川前議長のご在任中のご精励と、県議会の発展に取り組まれたご功績に対しまして、心から敬意と感謝を申し上げる次第であります。

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まず始めに、去る4月14日に発生しました熊本地震において、犠牲となられた方々に改めまして謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。本県からも、多くの職員が派遣され、阪神・淡路大震災での経験を活かし、避難所運営などにご尽力いただいているところでありますが、被災地の一日も早い復旧・復興を祈るばかりです。

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さて、今年は地域創生実行元年です。地域が自信を取り戻し、その地域を愛する人たちが自らの手ですばらしい故郷を創る自覚と覚悟等を後押しする取組みを進めていかなければなりません。日本の縮図と言われる本県は、もともと五つの国からなり、それぞれの歴史、文化、風土が異なり、特色ある固有の地域資源を有しています。この多様性を活かしながら、昨年議決しました「兵庫県地域創生戦略」を基に、地方議会協議会での協議・情報発信など市町議会とも連携しながら、県民が活力を持って自立し、将来にわたり希望を持てる「ふるさと兵庫」の実現に向けて、議会として全力で取り組んでまいります。

また、第3次行革プランは、策定から3年目に当たる総点検の年を迎えました。11年間に及ぶ11年間に及ぶ本計画の仕上げとなります。依然厳しい財政環境が続いておりますが、二元代表制の一翼を担う県議会として行政全般をしっかり検証してまいります。目標年次の平成30年度の収支均衡の達成に向けて、時代の変化や県民のニーズ等を踏まえた選択と集中を徹底しつつ、行財政基盤を確立し、30年以降の新たな時代を見据えた地域創生の実現に向け兵庫らしい施策が展開されるよう真摯に議論を重ねていきたいと思います。

さらに、選挙期日と議員任期のあり方も重要な課題です。昨年度、石川前議長をはじめ議員各位のご尽力により、議員任期を短縮する特例法の制定を国に求めることが取りまとめられました。今後は、国への働きかけを積極的に行い、実現させなければなりません。議員各位のご協力を得ながら、神戸市、西宮市、芦屋市の3市議会とも連携し、一日も早くこの「ずれ」が解消できるよう尽力してまいる所存です。

議会改革につきましても、引き続き一層の推進に取り組んでまいります。議員間での生産性ある活発な討議の中から、県政の課題に対して政策立案や提言等を積極的に行うなど、議会機能のさらなる充実・強化に努めます。昨年度、「中小企業の振興に関する条例」が議員提案により制定されました。今後は、いかにこの条例により具体的な事業が展開されるかが問われます。県議会としてしっかり政策に結びつけていかなければなりません。そして、そうした議会の取組みを県民に分かりやすく情報を公開・発信し時には参画を求めることで、県民に信頼され、且親しみやすい開かれた県議会となるよう責務を全うしてまいります。

議員各位はもとより、井戸知事をはじめ県当局の皆様、並びに報道関係の皆様方におかれましては、何卒格別のご支援とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げまして、議長就任のご挨拶とさせていただきます。    
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