2017活動スタート
おめでとうございます。
快晴の新春で気も心も晴れ晴れ、さわやかな新年を迎えられたことと存じます。1月4日より県庁公務がスタートしました。例年養父市の賀詞交歓会に参加するのですが今年は県庁(議会事務局・県公館)での新年交歓からです。
1月1日
の皇居での新年祝賀の儀にも参列させていただき天皇皇后両陛下をはじめ皇族の方々が御揃いで、陛下より新年のお言葉を頂戴しました。身の引き締まる思いで改めて議長就任時に立てた3つの目標を再確認し、実現に取り組む所存です。
3つの目標
- ■開かれた議会へ向けて:市町議会・大学生・高校生他様々な方々と交流する、県庁舎に限らずこちらから出向く議会運営
- ■議会の政策立案能力向上:議員提案による条例制定他、政策立案機能の充実
- ■議員任期と選挙期日のズレ解消:阪神淡路大震災以降の2か月間のズレを解消する
上述3点実行するためにも議員資質と倫理観の維持・向上(いわゆる県民からの信頼感)が欠かせません
最後は行財政構造改革と地域創生です。
第三次行革11年間の最終チェックが始っています。折しもトランプ大統領が20日より執務開始、英国、ギリシャの国民意志はナショナリズム、ポピュリズムを選択しています。国も社会保障関係費ねん出のため消費税増税が必要と判断しながら国民感情を諮り決断できていません。兵庫県の行革は、将来世代への付けの軽減、投資事業抑制、市町分担の見直しや二重行政の廃止などを基本に単なる縮減財政を組むことにとどまらず将来への持続可能性の確保こそが目的です。 当然、県民のみなさんへの負担増や職員、議員も協力して財政健全化(節約)を進めてきました。本来県民生活向上のための行革です。30年度の収支均衡が概ね見え始めた今、まさに地域創生が大きなテーマとなってきました。
人口が減少して行政効率が低下しても活力ある地域を創り、地域が国を支える。地域固有の資源を活用し、多様な豊かさを実感できる取り組み等、地域創生に資する投資こそ求められています。
震災後22年目を迎える本年、震災復興に区切りを着け、本当の創生に向けてスタートするそんな年でありたいものです。追求すれば規制改革・分権議論とも関連してくるはずです。