農業特区の新展開
9月9日、梶山内閣府地方創生大臣が養父市の取り組みを調査に来られました。特区認定以来多くの政府要人が但馬の小さな町に来れれるます、市の対応も大分手慣れた感じでそつの無い対応でした。特に今回は企業が農地を取得して法人営農を行っているところを現地調査されました。
- やぶファーム㈱
- ㈱Amnak
- 兵庫ナカバヤシ㈱
- ㈱クボタEファーム
- ㈱やぶの花
参入企業は農業という新分野参入意識の高さもあり、地権者や地元住民とも協力関係にあります。まずは生産の安定と次に企業経営ベースに乗ること、次に雇用や地元地権者の出資、加工販売などへの多面展開が期待されます。
今回は梶山大臣に、次の特区展開への要請が行われました。それはウーバーのような白タクを安全に公共交通の整備されていない地域で展開する方法についてです。ウーバーシステムは京丹後市で部分導入されていますが、養父市の仕組みは「自家用有償旅客運送事業」と言い地元交通を担っている全但バスと地元タクシー業者が準備検討委員会を構成し動きだしています。
まずは現在タクシー会社が営業していない大屋、関宮地区をエリアとすること
利用者は電話(将来はスマホ)でセンターに連絡、センターは登録ドライバーかタクシーを配車、決済を仲介、
概略こんな感じでとりあえずスタートしたい意向。梶山大臣に関係者が要請しました。
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特区をめぐる政権関与が話題となっていますが、本来の政策意義に立ち返り、理解を得られるよう努力せねばなりません。