養父市高齢者福祉大会
840席がいっぱいの八鹿文化ホール、養父市老人会の一大大会である表記集まりがありました。福田会長は元県立豊岡高等学校の校長先生、会長スピーチは先生独特のテンポでマイクも不要なくらいの大きな声。
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市議会議員を終えて会長のスピーチは余裕とユーモアに溢れ、歳と共に絶好調、(老化、歳寄り、病院、死というネガティブなテーマで笑いを取るセンスは私には無理ですいまのところ)年々上手くなっているようです。 ~流石です~
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さて福田会長スピーチに見る 日本の少子高齢化の生き方(老人会が社会福祉財政を救い、老人が幸せになる概念とは?
- 累計1100兆円の日本の赤字国債
- 毎年40兆円が消える社会福祉関係費
- 65歳からに延期された年金受給開始
- 一割負担の医療費
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これら世の中の動きは、働き手(支え手)不足と老人人口の増加で社会保障制度そのものが立ち行かなくなっていく。医療費一割負担だからといって町医者に通えばその裏で9割の医療費も同時に掛かっている。介護も同じで、普段何気に通っている医療福祉や薬代金、県連機関の施設維持運営にも税は投入されている。
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加齢=医療介護費の増加 とならない仕組みを考えねばならない。
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下八木老人クラブ(太田会長)はこの度厚労大臣表彰を受けることが決まった。当クラブの活動は・・・
- 週二回の昼食交流会
- 週二回の移送サービス
- 週二回の頼まれ隊
- 毎日の健康体操
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お互いが支え合う、ほぼ無報酬の仕組みが、人の役に立つ喜び、自ら体を動かす慶び、一方支えられる方は報酬制度に寄らない適度(適当)なサービスが過度な生活能力を奪うことに繋がらないというメリットがある。もちろんお金もかからない。
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これこそが地域を救い日本の財政を救うと福田会長はおっしゃる!!
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これら活動でどれだけ社会福祉関係費が抑制できたか? その効果額やインセンティブをどうするのか? これが我々に与えられた課題! データを取らねば!!
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