産業労働常任委員会 但馬入り
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県議会産業労働常任委員会の現地調査が但馬で行われました。今回の調査先は・・・
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- 道の駅まほろば(株)グリーンウインド
- (株)オーシスマップ
- 城崎温泉観光協会(城崎温泉若旦那の会)
- 二方蒲鉾(株)
丹波の調査では・・・
何れも地域を代表する特徴的な企業で、さぞ有意義な調査になったことでしょう。県民局での事務調査でも「但馬地域らしさ・活力・ユニーク」など高評価を戴いた。
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ところで今回の調査先企業の共通点は何でしょうか?
それは5企業すべてが、マーケットを会社所在地域だけにとどまらず広く阪神、全国に展開していること。次に4社は地域固有の資源に付加価値をつけることを主な業務にしていることです。
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ちなみに豊岡市経済・産業白書27年度版によれば、豊岡市内の経済生産額5049億円のうち、域外市場産業は1496億円(約30%)、域内市場産業は3553億円(約70%)です。
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交付金や年金など公的需要や、医療福祉などの中間需要などすべてを含めると8289億円だが、貿易における黒字赤字で産業を見ると。
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- 移輸出額2220億円、移輸入額3240億円、
- 収支は1020億円の赤字
- 宿泊・飲食サービスは235億円の黒字
- その他非営利サービス122億円の黒字
- 皮革・毛皮製品(かばん)79億円の黒字
- 農業は45億円の黒字
- 商業では移輸入額500億円・移輸出額330億円
- 電子部品は入り60億円 出90億円
- ゴム・プラは入り90億円 出150億円
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当然、電気ガス石油などのエネルギーは殆どを移輸入に頼っています。それら移輸入産業が地域貢献していないと言いたい訳ではありません。そもそも自給自足であれば画像の表は黒赤(上下)均衡、もしくは計れないわけですから上下がゼロかもしれません。
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ここに給与・所得との産業別表と従事者数とで診れば、この移出入額とに関係性がや地域性が見えてくるのではないか? これがテーマです、他市のデータも含めてもう少し研究してみます。