森林・林業・林産業の活性化
■
表題の森林に関する活性化を促進するため、全国道府県議会議員の会があります。正式名称は「森林・林業・林産業活性化促進地方議員連盟」。その年に1回の総会が行われました。兵庫県は当会に復帰して今年で2年目4名の森林・林業に関心を寄せる仲間と出席しました。
■
総会前の午前中に林野庁を訪問し意見交換と要望をさせて戴きました。訪問先は (敬称略)
- 林野庁長官 沖 修司
- 林野庁森林整備部長 織田 央
- 林野庁森林整備部計画課長 小坂 善太郎
- 林野庁国有林野部長 本郷浩二
-
■
- 先の西日本大水害では宍粟市をはじめ県下国有林被害も発生しており県道を塞ぐなど県民生活に支障を来たしていることへの早期対応などを要望。その後は「森林環境税」「森林経営管理法」について意見交換。
-
■
- 県市町への情報提供の進捗について
- 県産・国産材の優先取り扱いの公表について
- 市町事業の具体例と公開の仕組みについて
- 都市と中山間の連携の必要性について
- 県の指導力発揮事業とは何か?
- 何故補助間伐費に環境税が当てられないか?
- 府県森林大学校事業と環境税の関係?
- 一般財源事業との線引きについて
- 来年度林業予算に確保について
-
■
- 林活議連総会では2年ごとの役員交代や、事業・予算が承認されると同時に、本年度の活動指針が以下4点が示された。①森林環境税(仮称)の確実な創設と林野公共予算の確保並びに市町村実施体制への支援。②都市部を中心とした木材需要の拡大を一層推進するための法制度等の創設。③森林経営法を踏まえ、意欲ある林業経営者への森林の経営管理の集積・集約化と林業の成長産業化の実現。④頻発する激甚な山地災害からの国民の生命・財産を守る治山対策等「国土強靭化」の推進と水源地域の森林整備の推進。
-
■
- 印象的だったことは・・・
■十年を要した新税創設に係る事情と背景
■木材消費自治体が求める木材生産自治体との連携
■小坂計画課長が兵庫県三木市出身
■東京都港区の公共建築物の木製化推進指針
■ふるさと納税制度を活用した木材供給提携