経営感覚 リーダーの心得
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小宮一慶氏の講演会が、たんしん経営塾OB会主催で行われました。会社経営を離れて大分経ちますがやはり金銭感覚の基本は小さな会社の経営感覚にあります。(私の場合)
日本一働いていると自負する小宮氏の話ですが、今回はリーダーの心得がテーマです。これは民間公的組織を問わず、大いに参考になるはずと期待が高まります。(ドラッカー理論を県政に持ち込むような本質論への期待)
ポイント
歴史的ベストセラーは不変の論理があり、読む価値がある。近年では例えば「松下幸之助・道を開く」稲森和夫・生き方」原理原則を外してはならない。
経営とは正しい考え方で正しい努力を続けること
1.方向付け
何をやるか何をやめるか?ここが80%
数年前なら携帯電話の代理店は誰でも成功したのでは?
2.資源の最適配分
(人の個性と配置)
短所を治すことより長所を伸ばす、平均的な無個性は不要、そして補い合うグループ化が組織です。
公私混同しない(社用車・社宅など一定負担せよ)社員が同じことをやったら許せるか?が判断基準。
3.人を動かす
働く喜びと経済的な喜び(付加価値の20%の利益、同業他社より10%高い給与、幹部は年収1000万円)
- ②満足ではなく感動を与える(感動は人に伝えたくなる)
- リーダーは理屈を言うだけではだめ(社員からお前がやれと思われるだけ)社員の話を聞く(率直・謙虚)。
- 一歩踏み込む(人との少しの違い、小さな差は沢山の種類)
- 社長はピンハネ業、先頭に立って、部下や業績の責任を取る
- 普段やっていないことはできない
- 七転八起は嘘(反省する人は七回も転ばない)
- コメンテーターは言いっぱなし、コンサルは成功させる責任を負う!
様々な公的機関の報告書はコメンテーターが書いたものであってはならない。
様々考えさせられます。経営を基本に財政を考えねばなりません。