夏期大学 中園ミホ氏
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恒例、但馬文教府の夏期大学、今年の講師は野球解説者「梨田晶孝」氏と脚本家の「中園ミホ」氏でした。
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梨田氏からは、想像の通り野球界の面白い話や、自身の選手時代、監督時代、開設者時代(現在)の普通ではない話を様々披露された。
印象的だったののは近鉄バッファロー監督時の打撃で勝つチーム作りの話でした。 「10点取られたら11点取れば勝てる」まさにそんな選手の自由なバッティングで勝つチームは今までない野球で痛快だった。
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中園ミホさんの脚本はトレンディードラマでは白鳥麗子でございます、やまとなでしこ、花子とアン、大河「西郷どん」などヒットが多い。彼女は普通の事務仕事(手順や段取り)は苦手らしいが、独特の創造力で、明快なストーリーを描く。そのテーマは共通して「逆境を乗り越えて勝つ」だろうか?
特に独身女性や働く子育て女性に勇気を与えたい、との思いが根底にあるとは本人談。
自身の悲恋経験から脚本家を目指したが、不器用ゆえに徹底的な事前調査、情報収集はしばしば飲み会となり、本音を聞き出すらしい。
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客席からの質問にも答え、大門みちこの金銭感覚が薄いことから、番組の中で彼女の取り分について「たったこれだけ!」と叫ぶシーンの提案があり、必ず演出しますとのことでした。