兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

活動情報

藤田孝夫

第一学院高等学校 養父校

入学生の皆さんは自ら進んで良い進路選択をされたと私は思います。 コロナ感染を押して、本日ここに入学式に参加されたことは何か運命・天命かも知れません。振り返った時、良い記憶として残る入学式となるよう願っています。 新型コロナウィルスで私たちは多くのことを学ばねばなりません。 それは従来、私たちの概念は・・・・
  • ■仕事は大きな会社に社員が全員、定時に出社して夜明けから日暮れまで一斉に行うもの
  • ■男性は外で働き、女性は家事で夫を支えるもの
  • ■組織は大きいほど強く、小さな組織は大きくなることを目指さねばならない
  • ■都市的な密集こそが効率的で文化文明が進んでいて、多自然地域は非効率で遅れている
  • ■そして学校は・・・
同じ場所、同じ時間に教室という密室空間で一人の先生対生徒で授業を行うものでした。 江戸時代の寺子屋を起源とする日本の40人クラス編成の講義型、受け身型教育でした。  
確かに切磋琢磨する環境は生徒にとって大切です。人は置かれた環境に影響されるからです。一番簡単な環境づくり、それは大勢を一箇所に集めて大規模な学校運営することです。 同じ集団に入りたがる日本人、多数派にいると安心する感覚は変わろうとしています。コロナウィルス騒動はその象徴的な出来事で、私たちは意識改革を迫られています。大きいこと人と同じことがいかに危険でつまらないか・・・  
人との違いを認め、個性を認め多様な価値感を養うことは、大きさだけで比べられない豊かさや、賢さを身に着けることだと思います。第一学院は通信制単位制の高等学校で全日制とは違って毎日学校に来て同じクラス割の生徒と同じ勉強をする必要はありません。自分のペースで学習しながらもスクーリングでは養父校ならではの農業体験や自然体験を通しての出会いや社会秩序を学んでください。多様な学習の機会を得られる第一学院の特性を生かしながら自分の人生設計を描く貴重な機会となりますことをご祈念申し上げます。
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