兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

活動情報

藤田孝夫

農業普及懇談と現地調査

栃原ゆうみいグループのお弁当を
食べながら、雑談からスタートしました。岩津ねぎの巻きずしは独特の食感と辛みです。イタドリ(だんじ)の佃煮も酒の肴には最高でしょう。
■特徴的な取り組みと課題・意見交換の項目は下記
おおや高原有機野菜部会
コープ神戸の安全な野菜販売を支える10名の有機高原野菜グループ、世代交代が進み3名の就農者がいる。内1名は第三者事業承継。ほうれんそうの収穫機械を導入。
岩津ねぎの生産拡大
極太の牛角系岩津ねぎの栽培実証など面白い製品開発に期待。生産者250名は微減だが、栽培面積は28haと拡大。昨年の暖冬で1月からの消費は伸びなかったもののブランド力は上がっている。鍋以外の食べ方提案も
ゆずの生産拡大と加工
天滝ゆずクラブの樹木数400本、昨年度は剪定、摘み取りの工夫で収穫は7トンまで向上。地域の醸造メーカーや製菓メーカーと協働して果汁、果肉・果皮の丸ごと利用
県育成の枝豆ひかり姫の収穫
枝豆専用品種、高い収穫量と高い味覚が魅力
特区参入法人のスマート化支援
リモコン草刈り機、ドローンの活用面での改善実験 薬剤の工夫など
但馬牛・神戸ビーフの生産力強化
牛舎増築計画と補助メニューのマッチング、繁殖管理にパソコン活用。
■㈱Amnakのスマート農業への取り組み
~企業こそが個人が営農しにくい場所から取り組むべき~ (Amnak 藤田社長談)  
養父市へ進出しているAmnak、おさらいですが、養父市能座集落を中心に半径4キロに農地175筆(15ha)で営農。斜度45度、高さ5メートルの法面もあり、農地は獣害柵で覆われている。平均圃場面積は10aですから、大型機械化による作業の効率化は困難。 しかし、天然水(寒暖の差が大きく、ほぼ最上流の水)での水稲栽培は味的には期待が大きく市場付加価値も高い。この耕作不利地で農業経営が成功すれば、全国どこでも農業経営が出来る。また耕作放棄地を無くす取り組みとして地元耕作者との協力関係は重要です。農業特区の目指す方向性と企業参入との関係においてど真ん中にある。これは農業に限らず、近年テーマとなっている企業の社会貢献は利益、納税、雇用に加え地域貢献も大切にも当てはまる。
そこでスマート化実験です。まず無人ロボットトラクターですが、結果は圃場が狭いためGPS制度の問題もあって手動運転の面積の方が多い。沢山ある圃場の移動・侵入が大変。 ドローンは薬剤10キロを積載・散布できる大型機を導入、獣害柵や木の枝との接触確認が目視できず、自動運転も結構大まか。今後はGPSとPCに落とし込んだ圃場地図とでナビ出来ればコントロール可能かどうか実証中、また薬剤も水田に浮きドローンの風で浮遊する形状、水分を含むと動く形状など開発が進む。それでも高低差が激しい地形を地面から等距離(高さ)で飛行するにもソフトでの工夫が必要。しかしこれは何とか実用化できそう。    
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