田舎者 2021年8月号発行
■
投稿が遠ざかっていました、事情はお察しの通りです。田舎者挨拶の通り8月1日より斎藤県政がスタートしました。
■
「起こったことは変えられない、しかしそれをどう受け止めるどうするかは変えられる」
■
東京オリンピック・パラリンピック、新型コロナウィルス、そして知事選挙、今年の夏は気温もそうですが、いろんな意味で本当に暑い夏となりました。皆さん御変わりございませんか? 日頃の県政へのご理解、ご協力、議会活動へのご支援に心より感謝申し上げます。
5期20年の井戸県政が7月31日で終焉を迎え、8月1日より斎藤県政がスタートしました。各立候補者の選挙公約と投票結果を照らし合わせると、多くの有権者(投票した183万人)は兵庫県政の刷新と言うよりイメージチェンジと県民が参加しやすい県政を求めているのではないかと推測できます。また有権者の関心が高かった、変化する時代に対応する不断の改革、都会と田舎、男性女性、年齢や障害の有無に捕らわれない、誰もが輝くひょうご等も県政推進上欠くことのできない視点です。
トップが交代すれば人事も変わりますし、組織も変わっていきます。何よりもベテランリーダーによるトップダウン型県政から、チームワーク型県政へ変換し、多くの県民からの共感を得ながら、納得していただける県政推進が必要です。
メディアの集計する支持率やアンケート調査は視聴者の嗜好や感情をより大きく反映し形成され世論と呼ばれます。一方で9月定例県議会からは新しい知事による予算、人事、条例などの議案が上程されますが、これは県民生活・県民経済そのもので少し先の未来の姿であり私たちの現実となるものです。今後の斎藤県政の考え方、方向性などをしっかり見定め、是々非々の議論を心掛けねばなりません。もちろん多くのご支持を戴いた多自然地域の特性が活きる対策に関する要望につきましても実現できるよう尽力して参ります。