兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

活動情報

藤田孝夫

8月15日

台風7号がみなみ但馬直撃のお盆を迎えています。西側をかすめる様に通貨すると被害が多かったように記憶しています、水位、土砂崩れが心配です。
終戦記念日の本日、ウクライナへの関り方、LGBT法案やパートナーシップ関連など日々の生活課題との関連で感じるのは日本が局面にあるのではないかと思えるのです。
ウクライナへのロシア軍進行は当初の想像以上に長期になり、金融封鎖から輸出入規制、そして遂に、途上国への小麦などの世界の食料までもが安定的に流通されなくなっています。欧米諸国の西側に属する日本では「ロシアは悪、ウクライナは善」とする固定概念のニュース報道だけが流れています。このタイミングで広島原爆ドームなどを会場に行われたG7首脳サミットにウクライナのゼレンスキー大統領が隠密裏に現れ、岸田総理と会談したことは大きな話題を呼びました。8月6日世界で初めて原爆投下された広島は、日本人にとって平和を希求する象徴です。近年世界の要人がココを訪れメディアに取り上げられています。
1945年8月15日の敗戦までは、「米国と西側は邪悪であり、正義は天皇が君臨する日本にある」とされていました。政治的・軍事的な正義は国家が作ります。経済封鎖された当時の日本にとって東南アジアの石油を獲得することは経済産業、国民生活を守るための正義でした。追い込まれると略奪、殺人、即ち戦争も止む無しと判断し、思想教育を蔓延させたのです。
一方「倫理的・人道的な正義」は国民、即ち私達が作るものです。1945年8月15日は無条件降伏で国は占領され、西側陣営に懺悔しました。対価として国民の生活物資の安定・命を守ることを決めた日です。1952年4月28日サンフランシスコ講和条約締結で、再び国家主権を回復します。兵庫県議会では4月28日を独立記念日とすべきと議決しています。
米欧の正義と善が日本を否定し一気に押し寄せた西欧文明、西欧の言論、歴史観、政治、文化、風俗習慣。 8月15日は祖国を守るため戦争で亡くなられた英霊の御霊に真心を捧げる日、彼らの犠牲の上に今の平和があることを感謝し、不戦の誓いを確認する日です。 そして同時に日本という国柄について再確認する日でもあります。それは西欧文化では言い表せない、微妙なニュアンスを持つ美しい日本語、全体満足を求める協働の精神、お互いの価値観を認め合う寛容性、事象を冷静に受け止める謙虚さ、自然の摂理法則を理解し共生する暮らし、これら古くから育んできた「日本固有の人としてのやさしさ、継承されてきた知恵」を考えてみる一日にしたいと思います。世界が驚く日本人の公衆道徳や規律正しさの根源を私達自身が忘れることなく後世に伝えるために。仏壇に手合わせ、先祖や親族、家族を強く意識することは個人の自由や尊厳を無視する事には決して直結しない。
   
世界に誇る良い意味でのガラパゴス化(藻谷浩介 談)
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