正式名称は「文書問題調査特別委員会」です。百条調査権を有する特別委員会で構成は自民党6、維新3、公明党2、県民連合2、共産党1、無所属1 合計15名です。(下段表)
議会動議の議員による特別委員会は慣例12名です。会派の議員数に比例して委員数が決まり、会派人数に応じた発言時間で質疑を行うのが公平なルールです。しかし今回は自民党は全会派に百条委員会設置を呼びかけ設置されたことから、会派人数割での委員数で他の会派に譲って、共産党・無所属からも参加できる仕組みにしたのです。
百条委員会には、調査対象となっている関係者の出頭や証拠提出を求めることのできる「調査権」があり正当な理由なく証言を拒んだりすると禁錮や罰金が課せられます。虚偽の証言を行ったときも同じです。百条委員会では、証言を二転三転させたりした場合、「偽証」に問われる可能性もあります。
6月14日第一回の特別委員会では座席の指定、会議ルールの説明、正副委員長の選任が行われました。その後委員の発言が相次ぎ、殆どフリー発言でした。そんな中でも関係者アンケートは必要との意見が多くあったことからは、次回何らかの試案が示されると思います。
6月27日第二回では委員発言ルールの確定、当該事案の文章、内部調査資料などの請求に関すること、県職員アンケート試案が出されればそれに関する議論、調査の進め方や順番などが議論になると思われます。
特別委員会として設置権者の議長を通して知事部局へは
①調査への協力、②協力者の保護、③不利益の防止、④知事自ら職員へ協力するようメッセージを出すことなど正式申し入れをすべきでしょう。(知事も会見で真摯に受け止める、風通しのよい組織にするため協力したいとおっしゃってました)
★ご協力のお願い (県職員関係者に限らせていただきます) 私を信頼していただける方は、関連する資料や画像など情報を戴けましたら議論が進めやすくなります。 守秘義務は守ります 公表の範囲やタイミングは頂いた情報項目ごとに相談させていただきます。 匿名での情報提供も歓迎です。 特別委員会報告は県のあるべき組織風土に言及し県政を前に進める基礎たる提言にしたいと考えています。 ★宛先 info@fujitatakao.jp 念のため 業務用パソコン以外、私用機器からのメーラーをお使い下さい。LINE、Messengerからでも可能です |
役職 | 氏名 | 会派 |
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委員長 | 奥谷 謙一 | 自由民主党 |
副委員長 | 岸口 みのる | 維新の会 |
委員 | 松本 裕一 庄本 えつこ 竹内 英明 丸尾 まき 佐藤 良憲 増山 誠 上野 英一 越田 浩矢 伊藤 勝正 富山 恵二 長岡 壯壽 黒川 治 藤田 孝夫 | 自由民主党 共産党 県民連合 無所属 維新の会 維新の会 県民連合 公明党 公明党 自由民主党 自由民主党 自由民主党 自由民主党 |
(定数15名) 委員は議席順
更新日:2024年6月14日