兵庫県議会議員みなみ但⾺選出　藤⽥ 孝夫（ふじた たかお）　オフィシャルサイト

ひとり言

藤田孝夫

土と炎

親父が陶芸作品集を作った（撮影：養父市　デザイン：身内　製本：東京の業者）。友人・知人・親族、そして極わずかな今までの購入者へお礼を兼ねて配ったようです。そうしたところある方からの礼状に「県立図書館に寄贈されたら如何ですか？」と書かれていました。　県立図書館へはもちろんお願いし快く受けていただいたのですが、図書館は他にもある。　しかし何の縁の無いところはありがた迷惑というもの、朝来市と豊岡市の図書館にも伺いを立て今日無事寄贈を終えたところです。

陶芸は元々１２００～１３００度の温度で焼きますから、割れることはあっても完全に無くなることはない。その陶芸作品を更に画像として写真集を創るとはどういう事か？　少し考えてみた。

単純には、本物の作品よりも美しく見える製本ができれば更に魅力が増す。となるところだが、自分が死んだ時はたして後代は、作品を大切にしてくれるだろうか？という不安がよぎったに違いない。　事実沢山の溢れる作品（そんなに売れるものではない）は所狭しと家中に氾濫している。　だから画像で残しておこうと考えたのでは、親族・友人知人にひろく配っておけば、例え家族が無くしても誰かが保存してくれる可能性は高まる。　　つまり私が全く信用されていないのでは・・・・・

こんな風に感じてたところに図書館の話・・・　これはもう最高のアドバイス、　そうだ図書館は公費で運営されるから、個人の家が例え途絶えるような事態になってもここで管理されるものはより長く永遠に近いくらい保存されるに違いない！　こう考えたのだろうか？

図書館での蔵書・廃書の既定はわからないが、（借主が一年間一人もいなかったら、廃書処分～登録抹消～）なんて既定が無い事を祈るばかりです。　末永くよろしくお願いします。

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