■片山副知事の辞任作戦
片山副知事が自ら申し出て、全責任を自分が背負って幕を閉じる。これで百条委員会設置を取り下げてもらう。(議案表決を無記名投票へと依頼)こんな提案を受けた議員が多くいる。(造反議員増幅作戦)
片山副知事の辞任は、どうぞご自分で判断されればよいことで、それにより今後の県庁風土が風通しがよい公平な組織になることとは何の関連もない。課題解決からの逃亡でしかない。(その後辞任取り消し・・・・ 覚悟を持って交渉?)
■議会・自民党への世論・評価
この辞任劇で自民党の百条委員会設置決定が揺らぐものではない。自民党は纏まらないと言われ続けている。過半数を割った今は結束力と多会派との調整・交渉力こそが必要。兵庫県議会史上最も重大な局面に我々自民党は、県庁組織風土を改善し全ての県職員が力を発揮できる物理的・心理的に良好な環境を提言・実現し県政を進めるためにも、百条委員会を設置することを総会決議し議論の先頭に立たねばならぬ。
■最大会派の役割
議会全体として取り組むその議論をリードする最大会派自民党県議団
そのため会派間調整に全力を挙げ共同提案をする度量が要る
したがって賛同する会派・議員は迎え入れ協働する (請願も賛成すべき)
動議提案は自民党が行う (本来は幹事長・総務会長もありか?)
交渉力確保のため党議拘束を徹底し、表決方法は事の重要性から記名投票とする
■百条委員会 委員数
○県民連合案22名
根拠は当局の議員質問への関りは薄いので少人数でなくても良い、議会として広く
参加できることが大切。共産党・無所属議員も委員として入れるべき
○自民党案12名
特別委員会設置の慣例に従う、会派人数に比例する委員数で会派意見を取りまとめ
発言すべき
○中間案
自民36 維新21 公明13 県民連合9 共産2 無所属1
15名 6 3 2 2 1 1
18名 7 4 2 2 1 1
■百条委員会設置動議の採決方法
自民党が共同動議提案・説明
予想は維新が反対討論(片山副知事発言から作戦を予想)
議長 採決について 直ちに表決を行いたいが意義は・・
維新(公明?) 無記名投票動議
~暫時休憩?~
総会 自民党は党議拘束 全員で記名投票とすることを確認
全ての表決で退席・白票は処分無し 反対票は処分を決定
~再開~
議長 百条委員会設置の可否を無記名投票にするかどうかを記名投票で実施
記名投票に決定 過半数43 自民28 県民連合9 共産2 無所属4
分岐点 42 自民7 維新21 公明13 無所属1
百条委員会設置の可否を記名投票
記名か無記名かの投票数と同じ結果になるハズ! だが?
※ここまでずれ込むと百条特別委員会委員の名前発表ができるのか?
(6月11日 6名の委員人選が始まる)
※議長が議場で委員名を発表できるよう自民の党議拘束と請願態度を含めた第一会派としての矜持・行動が必要! 単独過半数時代のゴリ押しはもはや許されない。(県民評価に値しない)
■第三者員会と百条委員会の違いと関係性
第三者委員会は
県の事務に関する進行手段方法・結論が法に則っていたか、公正かを客観的に判断する。しかし設置権者は知事である、監査委員会を用いるケースも稀。委員会と知事部局との関係性は調査で敵対する場合が多い、その上で今回事案の早期収束だけでなく公表議論することにより改善することが共通目標であることをまず確認し合わねばならない。
百条委員会は
第三者委員会の結論を更に与えられた調査権で再検証でき、真に公正な結論を導きだす。 また具体的な改善、更生に向けた提言を行う。 設置権者は議会(議員)であることからは県民が設置することになる。よって知事部局設置委員会と根本的に成り立ちが違う、両委員会は重複するのではなく補完し合う関係として両立する。